【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第21話「マァムの決意」の感想


【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第21話「マァムの決意」の感想

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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第21話「マァムの決意」を視聴しました。

いままでテレビが無くアニメ放送の翌日のネット配信で見ていましたが、TVチューナーを買ったので今週からアニメ放送の当日に感想を書いていく予定です。

フレイザード戦が終わり、とくにマァムの新しい展開が描かれた回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第21話「マァムの決意」の感想

第21話「マァムの決意」の感想をまとめます。

  • レオナ姫のベホマのシーン、14話に対応した表現の変更
  • マトリフ師匠やポップのセリフが重要な伏線に
  • 魔の森でのポップとマァムの会話、ポップの表情とセリフの再現度がすごい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

レオナ姫のベホマのシーン、14話に対応した表現の変更

冒頭ではレオナ姫が3賢者のマリンにベホマを使うシーンがありました。

このシーンでのレオナ姫のセリフは、原作では以下のようになっています。

なに言ってるのよ 顔は女の命でしょ
いつもキレイにしとかなきゃ ねっ!

引用元:ダイの大冒険 文庫版 第5巻

一方でアニメでのレオナ姫のセリフには顔に関する表現はなく、「困ったときはお互い様」というセリフに変わっていました。

あなたもご存じのとおり、レオナ姫がベホマで治したマリンの傷は第14話「氷炎将軍フレイザード」でフレイザードから負わされたものです。

第14話でも性別や顔に関する表現は、以下のように改変されていました。

原作 アニメ14話
アポロ「女の顔になんということを・・・!」 アポロ「マリンになんというマネを・・・!」

レオナ姫のセリフも上記と同様に、「性別がこうだからこうあるべき」という考え方とは別の視点となる、これまでのアニメと一貫性のある改変だと思います。

マトリフ師匠やポップのセリフが重要な伏線に

マトリフとポップの修行シーンの中のセリフで、今後の重要な伏線になっているものがありました。

一つ目はマトリフの以下のセリフです。

決まってんだろ 勇者の武器は”勇気”だよ!

引用元:第21話「マァムの決意」

上記は後のバラン戦でダイがバランとの力の差に圧倒される際に、それでも最後の武器として「勇気」をもとに立ち向かっていくシーンとつながっています。

このバラン戦のシーンではマトリフの会話との回想も現れるため、「勇気」のわかりやすい伏線だと思います。

一方でもう一つのポップの以下のセリフは伏線でありつつ、意外性のあるものです。

勇気か・・たしかにそりゃあおれにはねえよなあ

引用元:第21話「マァムの決意」

アニメではまだまだ先の話になりそうですが、後にバーンパレスに乗り込むためにミナカトールを使う際に、ポップの魂の力が実は「勇気」だったことが明らかになるシーンとつながっています。

この時点では「自分には勇気がない」と思っているポップも、ロモス城でのクロコダイン戦やバルジ島でのハドラー戦などで少しずつ勇敢になっていることは明らかです。

勇気といえば「勇者=ダイ」という構図がクローズアップされるのはアニメ的には当然ではありますが、一般人でも行動次第で勇気を育てていくことはできるというメッセージでもあるのかもしれません。

魔の森でのポップとマァムの会話、ポップの表情とセリフの再現度がすごい

ポップがルーラでマァムを魔の森へ送っていったあとの2人の会話シーン、とても良かったです。

原作でも素晴らしいシーンですが、アニメではそれに加えてセリフやアニメーションで以下が完璧に再現されていました。

  • マァムがポップの成長をしっかり見ており、それを嬉しそうに語る表情や声
  • ポップの「素晴らしい仲間だと思っている」というセリフの震えそうな声や、クシャクシャになった表情
  • 別れの際の照れ隠しで「筋肉ゴリラにならないように」というセリフのお調子モノ感

魔の森でのマァムとポップの会話は、2人の複雑な想いを表現する重要かつ難しいシーンです。

アニメ放送の直後に YouTube で配信された「ダイ好きTV」では、ポップ役の豊永利行さんが「学生時代を思い出して」演技に望んだことが語られていました。

マァム役の小松未可子さんも難しい演技を要求されたと思いますが、逆にマァムはポップの好意には全く気付いておらず、ポップを純粋に尊敬する気持ちだけが表現されていたように感じます。

いやぁ、声優さんの役作りって本当にすごいですね・・。

ちなみに原作と違って「もしかしたらポップがマァムに告白してしまう展開もあるのでは・・」と想像していましたが、さすがにそんなことはありませんでした(笑)。

おわりに

第21話「マァムの決意」の感想をまとめます。

  • レオナ姫のベホマのシーン、14話に対応した表現の変更
  • マトリフ師匠やポップのセリフが重要な伏線に
  • 魔の森でのポップとマァムの会話、ポップの表情とセリフの再現度がすごい

次の第22話は「デパートへ行こう」で、戦いはお休みかと思いきや予告編にはドラゴンたちも登場しており、新しい展開になりそうで楽しみです。

新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。