【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第14話「氷炎将軍フレイザード」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第14話「氷炎将軍フレイザード」の感想

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第14話「氷炎将軍フレイザード」を視聴しました。

タイトルどおり残忍なフレイザードさんが登場し、さっそく大活躍していました。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第14話「氷炎将軍フレイザード」の感想

第14話「氷炎将軍フレイザード」の感想をまとめます。

  • Blu-ray化が考慮されたと思われるオープニング
  • 美しいアニメーションでよみがえった「メ・ラ・ゾ-・マ」
  • さまざまな視聴者層に配慮した表現の変更がいくつもあった

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

Blu-ray化が考慮されたと思われるオープニング

アニメのオープニング前に、「これまでのあらすじ」が加えられていました。今までにない演出です。

これは以下の理由によるものだと思われます。

  • Blu-ray の第1巻に1~13話までが収録
  • 第2巻は今回の第14話からの収録となるため

アニメ第1話でも、オープニング前に「昔のアバン vs ハドラー戦」などのダイジェストが加えられていました。

おそらく今後も約 13 話ごと(Blu-rayの1巻分ごと)に、オープニング前にこれまでのあらすじが追加されると思われます。

ちなみに Blu-ray 第1巻は 2021/1/29 発売予定です。

美しいアニメーションでよみがえった「メ・ラ・ゾ-・マ」

美しいアニメーションでよみがえったシーンが多数ありました。

たとえば以下のようなシーンです。

  • 火炎大地斬で吹き飛ぶカラフルな信号弾
  • バルジ島の大渦
  • フレイザードのフィンガーフレアボムズ

中でもやはり「メ・ラ・ゾ-・マ」からはじまる、フレイザードのフィンガーフレアボムズの以下の演出とアニメーションが最高です。

  • メラゾーマが指に灯っていくごとに、レオナ陣のメンバーの表情に切り替わる
  • 飛んでいく5つのメラゾーマ
  • アポロのフバーハを吹き飛ばす威力

ちなみにフレイザード役の声優さんである「奈良徹」さん、放送後に以下のようなツイートをされていました。

フレイザードの声色が「この人以外に考えられない」ほどハマっていて最高ですが、こうしたファンサービスも嬉しいです。

さまざまな視聴者層に配慮した表現の変更がいくつもあった

これまでも 2020 年版のダイの大冒険アニメでは、子供たちに配慮した表現がいくつもありました。

今回の14話でも、さまざまな視聴者層に配慮するよう、原作から変更されている表現が多く見られました。

例として以下の 2 つのシーンです。

  • マァムに対するポップのセリフの変化
  • 3賢者のマリンがフレイザードに顔を焼かれる表現・その後のセリフの変更

それぞれ詳しくみていきます。

マァムに対するポップのセリフの変化

バルジ塔に移動する気球の中で、レオナ姫の性格がマァムよりキツいという話題になるシーンがあります。

このときのポップのセリフが、アニメ14話では原作から以下のように変更されています。

  • 原作:・・・それ・・・本当に女なのか・・・!?
  • アニメ14話:マァムより(性格が)キツかったら・・鬼だろ

上記のとおり「性別に言及しない」セリフへの変更です。

「女性はこうあるべき・男性はこうあるべき」という考え方にとらわれず、現代的な表現となるよう配慮されていると感じました。

3賢者のマリンがフレイザードに顔を焼かれる表現と、その後のセリフの変更

レオナ姫や3賢者のマリン・アポロたちがフィンガーフレアボムズを受けて倒れるシーンがあります。

このときのフレイザードやアポロのセリフ・行動が、アニメ14話では原作から以下のように変更されています。

原作 アニメ14話
フレイザードがマリンの顔を炎で焼き、放り投げる 放り投げるだけ
アポロ「女の顔になんということを・・・!」 アポロ「マリンになんというマネを・・・!」
フレイザード「男も女も関係ねェ」 フレイザード「誰であろうが関係ねェ」

最後の部分は、詳しくは原作では以下のようなセリフでした。

ここは戦場だ!殺し合いをするところだぜ
男も女も関係ねェ 強いやつが生きて弱い奴は死ぬんだよ!!

引用元:ダイの大冒険 文庫版 第4巻

「顔を焼く」という表現は、子供たちがメインターゲットの土曜の朝 9:30 からのテレビアニメとしてはショッキングな表現なのでカットされたと思われます。

また、「誰であろうが関係ねェ」というフレイザードのセリフは、LGBTQなどの「女性」「男性」以外のセクシュアリティ(人間の性)も考慮していると考えられます。

フレイザードさん、残忍な敵ですが実は広い視野の持ち主なのかもしれません。

おわりに

第14話「氷炎将軍フレイザード」の感想をまとめます。

  • Blu-ray化が考慮されたと思われるオープニング
  • 美しいアニメーションでよみがえった「メ・ラ・ゾ-・マ」
  • さまざまな視聴者層に配慮した表現の変更がいくつもあった

次の第15話「恐怖の結界呪法」は、ダイ側を応援する身としてはちょっとキツい回になりそうですが、引き続きフレイザードさんの活躍は見れそうです。

新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。