【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第13話「決着の瞬間」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第13話「決着の瞬間」の感想

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第13話「決着の瞬間」を視聴しました。

タイトルどおり、ダイ vs ヒュンケル戦の決着にふさわしい演出が盛りだくさんの神回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第13話「決着の瞬間」の感想

第13話「決着の瞬間」の感想をまとめます。

  • 「剣でも勝てない・・魔法でも勝てない・・」が原作の後半のあのシーンに似ている
  • ダイ vs ヒュンケルの戦闘シーンが迫力満点
  • マァムの涙と追加されたベホイミ

戦闘シーン、マジで最高でした。それぞれ詳しく書いていきます。

「剣でも勝てない・・魔法でも勝てない・・」が原作の後半のあのシーンに似ている

「剣でも勝てない・・魔法でも勝てない・・」のシーンが、原作の後半に出てくる、あるシーンと似ていました。

アニメではダイが闘魔傀儡掌からブラッディースクライドを受けて倒れた後、無意識の中でヒュンケルのイメージを巨大化させていきます。

このシーンは原作のヒュンケル戦では 1 コマで、ヒュンケルの巨大化は上半身のみが描かれていました。

一方で原作で大魔王バーン戦の初戦に敗れた後も、ダイは夢の中でバーンのイメージを巨人のように増大させていきます。

2020年アニメの演出は、どちらかといえばこのバーンのイメージを巨人のように増大させていくシーンと重なるものがありました。

だいぶ先にはなりますが原作のジャンプコミックス版・文庫版それぞれ以下のページのシーンです。

  • ジャンプコミックス版 第24巻 35ページ
  • 文庫版 第15巻 33ページ

ダイはポップとは対照的に、はじめから強いキャラとして描かれる部分が多いです。

しかしそんなダイでも、勝てない相手には過大なイメージを持ってしまうという、人間らしい部分も見られるシーンだと感じました。

ダイ vs ヒュンケルの戦闘シーンが迫力満点

魂の貝殻の回想シーンのあと、無意識で復活したダイとヒュンケルの戦いが迫力満点でした。

とくに12分40秒ごろからの以下の流れは、スピード感あふれる最高のアニメーション演出です。

  • 「行くぞダイ!」から飛び掛かるヒュンケル
  • 超スピードでぶつかりあう魔法剣「メラ」と鎧の魔剣
  • 闘魔傀儡掌からのブラッディースクライド(2発目)
  • 魔法剣「メラ」を上書きしてのライデインストラッシュ

2020年アニメの第13話は1991年版のアニメでは「第26話 さらば孤独の戦士ヒュンケル!!決着の魔法剣」に相当します。

三条陸、稲田浩司/集英社・SQUARE ENIX・東映アニメーション

アニメーションのクオリティは1991年当時から段違いに進化しており、ダイ vs ヒュンケル戦の魅力が最大級に引き出されていました。

これまでのニセ勇者戦、キラーマシン戦、ハドラー戦、クロコダイン戦なども最高でしたが、今回のヒュンケル戦も何度でも見返したくなります。

またライデインストラッシュのときの BGM は、作曲の林ゆうき先生が「ダイ好きTV 第6回」で語っていた「処刑用の曲」でした。

「ダイ好きTV 第6回」で「処刑用の曲」と語られるのは動画の 1:16:16 ごろからの以下の部分です。

ハドラー戦、クロコダイン戦のクライマックス同様、BGMも最高にマッチしていました。

ちなみに兜を取って鎧だけを装備している状態のヒュンケル、最高にかっこいいと思うのは私だけではないはず。

この状態のヒュンケルがフィギュア等で出たら、思わず買ってしまいそうです。

マァムの涙と追加されたベホイミ

ダイに敗れた後、ヒュンケルへのマァムの慈愛にあふれる以下の行為が印象的でした。

  • アバンの使徒同士で傷つけあうことへの涙
  • アバンのしるしを手渡し
  • ベホイミ(新規追加されたシーン)

第11話でもバルトスやクロコダインの涙がフォーカスされていましたが、第13話のマァムの涙も同様に大きな意味を持つと思います。

バルトスが回想シーンでアバンに「人間のぬくもりを与えてほしい」と頼むシーンがあります。ただ当時のヒュンケルはアバンに憎しみを抱いており、人間のぬくもりを感じていたかは定かではありません。

しかしマァムに対しての「この暖かいぬくもり」というヒュンケルのセリフにあるとおり、マァムからは間違いなく人間のぬくもりを感じ取っています。

このマァムのぬくもりによってバルトスの願いも果たされたと考えると、改めて感慨深いものがありました。

なおマァムがヒュンケルにベホイミするシーンが新しく追加されており、それに嫉妬するポップの反応も今後の伏線になっていました。

おわりに

第13話「決着の瞬間」の感想をまとめます。

  • 「剣でも勝てない・・魔法でも勝てない・・」が原作の後半のあのシーンに似ている
  • ダイ vs ヒュンケルの戦闘シーンが迫力満点
  • マァムの涙と追加されたベホイミ

ちょっとしたところでは、原作では「オレ様の手柄を横取りしようなんざ100年早い」だったフレイザードのセリフが、アニメでは「100万年早い」になっていたのにクスッと来ました。

次の第14話「氷炎将軍フレイザード」の予告では、フィンガーフレアボムズのシーンもあり、早くも来週が楽しみです。

新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。