初心者がVPSでブログをはじめるのはオススメしない3つの理由

VPSでブログ

ブログするなら VPS かレンタルサーバーどちらがいいのかな?どちらがおすすめか知りたい。

この記事ではこんな疑問を解決します。

このブログは 2014 年にレンタルサーバーからさくらの VPS に引っ越して 5 年ほど経ちますが、VPS ならではのデメリットをいくつも体験したためです。

VPSでブログしようか考えている方のために、以下を解説します。

  • VPSでブログをはじめるのをおすすめできない理由
  • VPSでのブログをおすすめな人
  • それでもVPSを使う場合と、代わりになるレンタルサーバー

あなたに合ったのはレンタルサーバー・VPSどちらなのかがわかるはずです。

なぜ初心者がVPSでブログをはじめるのはオススメできないのか

初心者にVPSでブログをはじめることをおすすめできないのは、以下の理由からです。

  • ブログの記事を書くこと以外にやることがたくさん増える
  • 自分の責任になる範囲が増える

これらがなぜなのか、具体的に解説していきます。

このブログで使っているサーバーは以下のように変わってきました。

現在はさくらのVPSで運用しているため、実際の体験から学んだことです。

初心者がVPSでブログをはじめるのはオススメできない3つの理由

VPSでブログをはじめるのはオススメできない理由です。

VPSではソフトウェアをすべて自分でインストール・設定するため

VPS ではブログソフトウェアの定番 WordPress 以外に、必要なソフトウェアを自分でインストール・設定する必要があります。

レンタルサーバーならあらかじめインストールされている Web サーバーや PHP などが、VPSではインストールされていないためです。

例えば WordPress 以外に必要になるソフトウェアは以下のとおりです。

  • Apache や nginx などの Web サーバー
  • PHP(WordPressの動作に必要なもの)
  • MySQL(WordPressブログ記事などのデータを入れる用)

ほかにも HTTPS で暗号化通信するために、SSL 証明書も自分で用意する必要があります。HTTPS化されていないとGoogleの検索ランキングが下がる可能性が高いためです。

これは以下のとおり、Google 公式ブログにも書かれています。

ユーザーがもっと安全にサイトを閲覧できるよう、すべてのサイト所有者の皆様に HTTP から HTTPS への切り替えをおすすめしたいと考えています。

設定のための情報はネットで調べることはできますが、本来やりたい「ブログを書く」前にやる作業が多く、かなりの時間を使うことになります。

このため様々なソフトウェアを自分でインストール・設定する VPS は初心者におすすめできません。

VPSではセキュリティパッチ等の対応が自己責任

VPS では WordPress 以外のソフトウェアもセキュリティの対応が必要です。

ソフトウェアにバグや脆弱性(ぜいじゃくせい)が見つかった時に、レンタルサーバーのように誰かが対応してくれるわけではありません。

たとえば以下のようなソフトウェアでバグ等により、ソフトウェアをアップグレードが必要になることはたまにあります。

  • CentOS / Ubuntu などのOS
  • MySQL
  • OpenSSL

アップグレードするだけで終わりかと思いきや、バージョンが変わったことで今までと動きが変わってしまった・・ということもあります。

より万全にするためには、バージョンを変えたときのテストを別の環境でやっておくことも考えなくてはいけません。

セキュリティで問題が起こったときに対応できるよう、最新の情報を追っておくことも必要になります。

VPSでは外部から攻撃されたときの対応も自己責任

外部からサーバーが攻撃された時の対応も自己責任です。

これもレンタルサーバーのように守ってくれる人がいないためです。

外部からのサーバーの攻撃としては以下のようなものがあります。

  • サーバに入るための SSH のログインアタック
  • WordPressへのログインアタック

実際に VPS で記録をとってみるとわかりますが、これらの攻撃は日常的に行われています。

レンタルサーバーでWAF(ウェブアプリケーションファイアウォール)という仕組みがあるところなら、WordPress への攻撃は緩和できます。

しかし VPS の場合は、設定や自分で監視する等の方法で防ぐ形になります。

ブログを書くだけに集中したい場合は、こんな時間がもったいなく感じてしまうかもしれません。

VPSでのブログがおすすめなのはこんな人

自分で環境を構築して勉強してみたい方

レンタルサーバーのような簡単設定ではなく、自分で環境を作って勉強したい方にはおすすめです。

Web サーバーを立て、MySQL のようなデータベースを使ったり設定することで、多少なりとも知識が付くためです。

先ほどのデメリットの裏返しとして、自由度は高いため以下のようなメリットがあります。

  • root 権限という強力な権限がもらえるため、自由にソフトをインストールできる
  • 大量にアクセスが来た場合に備えて、自由に設定をチューニングできる

実際にネットワークスペシャリストなど資格の勉強で実際のサーバーを触ってみることで、理解が深まるという利点もありました。

レンタルサーバーでも WordPress の構築は勉強できますが、さらにその下の OS や Web/DB 等も勉強できます。

ブログの安定性をより高めたい方

ブログの安定性をレンタルサーバーより高めたい方にも、VPSはおすすめです。

レンタルサーバーでは一台のサーバーを多くのユーザで共用する一方で、VPSは一台のサーバーの中に自分だけの領域が確保されるためです。

たとえばレンタルサーバーの場合、あるサイトにアクセスが集中すると自分のサイトが遅くなくても影響を受けることがあります。

VPSなら自分だけの領域が確保されているため、他のサイトの影響を受けにくいという特徴があります。

とはいえレンタルサーバーもこの辺りは力を入れており、個人のブログであればわざわざ VPS にするほどではありません。

おわりに

初心者にVPSでブログをはじめることをおすすめできない理由をまとめます。

  • ブログの記事を書くこと以外にやることがたくさん増える
  • 自分の責任になる範囲が増えてブログを書く時間が減る

WordPress でブログをするならレンタルサーバーで充分すぎるため、慣れてきて興味が出てきたら VPS を使うぐらいでちょうどいいです。

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以前は MixHost のエコノミーというプランが大幅に安かったものの、プランがなくなったため値段に大差はなくなりました。個人的には高速なウェブサーバー nginx が使えるエックスサーバーの X10 プランがおすすめです。

ブログでのレンタルサーバーや VPS 選びに、参考になれば嬉しいです。