【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第91話「バーンの真実」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第91話「バーンの真実」の感想

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こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第91話「バーンの真実」を視聴しました。

ついに・・ついにアニメで真・大魔王バーンが全国放送されてしまいました。闇マァムもアニメならではのビックリがありました。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第91話「バーンの真実」の感想

第91話「バーンの真実」の感想をまとめます。

  • ついに真・大魔王バーンがアニメに登場!
  • ミスト(ゴスト)とマァムの姿と声も熱かった!
  • ヒュンケルのセリフとアバンが心強い

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

ついに真・大魔王バーンがアニメに登場!

ついにバーンとミストバーンの関係が明かされ、真・大魔王バーンがアニメに登場しました。

原作と同じく「真・大魔王バーン 降臨」の文字が画面にデカデカと表示される演出や、差し込む太陽の光も最高でした。

とくにアニメで気迫を感じたのは、ミストバーン状態のときには開かなかった目です。

「やりすぎてしまうかもしれん」のセリフでダイとレオナを睨みつける眼光がかなり鋭く感じられ、以下のような色使いも絶妙にマッチしていました。

  • 目の角膜の色がオレンジ
  • 瞳孔が暗い青

そして真・大魔王バーンの声はミストバーンと同じく子安武人さんだったのが嬉しいです。姿だけでなく声も老バーンから一気に若返った感がありました。

これは確かに声から共通点を見抜かれる恐れがあるため、ミストバーンが喋ることを制限されていたわけです・・。

ところでダイとレオナ側の場面が第88話「闇の衣」のときと同じく、セピア調の色遣いになっていました。

真・大魔王バーンが登場するタイミングで普通の色遣いに戻るかと予想していましたが、違ったようです。

このまま最終局面までセピア調の色使いのままなのか、どこかのタイミングで普通の色に戻るのかにも引き続き注目したいです。

ミスト(ゴスト)とマァムの姿と声も熱かった!

ミストバーンの正体もついに明かされ、暗黒闘気の集合体のミストの姿と声もアニメで披露されました。

なんとミスト役はドラゴンボールでのピッコロや ONE PIECEでのエース役を演じられた古川登志夫さんでした。

ミストの要素である「ドス黒い戦いの思念」を感じさせるような怖さを感じさせる、まさに絶妙な声でした。

なお「ダイ好きTV#82」でポップ役の豊永利行さんが、ミストの名前についての制作の裏話を語られていました。

制作時は混乱を避けるため、「ミスト」は「ゴスト」と呼ばれていたとのことです。たしかにゴースト状なのでイメージもしやすいです。

そしてさらにビックリしたのはミストに乗っ取られたマァムの声と姿です。

声は通常マァムと同じく小松未可子さんが演じられていましたが、アニメを見ている最中は別の人が演じているのかと思ったほどでした。

普段のマァムとミスト(ゴスト)の余裕や威厳のようなものが融合したような声だったためです。第33話「ザボエラの奇策」でのザボエラのモシャスのときの演技もでしたが、スゴすぎる・・。

闇マァムの姿は原作では褐色のように見える色でしたが、アニメではダークな紫といった感じでこれまたカッコイイ色使いでした。

あのアバン・ラーハルト・ヒムの 3 人を一瞬でボコボコにしてしまう戦闘シーンも圧巻で、クロコダインの「強い、強すぎる」が気持ちを代弁してくれました。

アニメで追加されていたシーンとして印象深かったのは、一回やられたラーハルトが起き上がって攻撃するシーンです。

一瞬でしたがかなり鋭い目つきがアップになっており、普段クールなキャラなだけに「許さん!○す!」の激怒がよりいっそう伝わってきました。

ヒュンケルのセリフとアバンが心強い

ミスト戦では戦えないヒュンケルでしたが、アニメで声を聞くと改めてセリフだけでも心強さを感じられました。

とくにアバンが虚空閃を撃とうか迷っているときの以下のセリフです。

オレなら・・・やる!

引用元:ダイの大冒険 第91話「バーンの真実」

「アバン」の名前は口にせずにただアバンを指さすだけがヒュンケルの不器用さを表す一方で、アバンが空の技に気づいた後に「ウン」と頷くのが熱かったです。

複雑な師弟の関係ながらも、ヒュンケルが確かにアバンを信頼していることがわかる名シーンだと思います。

一方でヒュンケルがミストに乗り移るシーンも見ごたえが抜群でした。

とくにヒュンケルに放ったアバンの虚空閃が弾かれたというマァムのときとの違いから、以下を感じ取ることができました。

  • マァムに乗り移っていたときは虚空閃を食らうとミストはヤバかった?
  • ヒュンケルに乗り移ることで暗黒闘気が増幅

第65話「暗黒のヒュンケル」で暗黒のグラスを飲み干した後もそうでしたが、ヒュンケルは光と闇の間での振れ幅が大きく大変ですね・・。

ミストがヒュンケルの魂を消そうという、良いところで終わってしまっただけに次回のヒュンケルとアバンの名セリフが楽しみで仕方ありません。

おわりに

第91話「バーンの真実」の感想をまとめます。

  • ついに真・大魔王バーンがアニメに登場!
  • ミスト(ゴスト)とマァムの姿と声も熱かった!
  • ヒュンケルのセリフとアバンが心強い

次の第92話は「天地魔闘の構え」です。サブタイトルのバーン側が気になるのはもちろん、アバンとミストそれぞれがヒュンケルをどう見ていたかを表す名セリフ、アニメで聞くのが待ち遠しいです。

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。