【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第65話「暗黒のヒュンケル」の感想


【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第65話「暗黒のヒュンケル」の感想

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第65話「暗黒のヒュンケル」を視聴しました。

やきもきする前半パートとうってかわった後半パート、最高の展開でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第65話「暗黒のヒュンケル」の感想

第65話「暗黒のヒュンケル」の感想をまとめます。

  • 暗黒ヒュンケル・その後のヒュンケルどちらもかっこいい
  • クロコダインもかっこいい&アニオリのシーン追加
  • ポップの言葉がどこまでも人間らしい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

暗黒ヒュンケル・その後のヒュンケルどちらもかっこいい

アニメによってカラーで描かれた暗黒ヒュンケル、かっこよかったです。

ミストバーンのグラスを飲み干したあとの以下のような描写はアニメならではの迫力でした。

  • 紫色の暗黒闘気
  • 目が光る
  • 浮き出る血管(紫色)

また暗黒ヒュンケルに変貌する際の「ウォォォォーッ」というセリフ、魔獣のような声だったのでいつもの梶裕貴さんとは別の方かと思いましたが、「ダイ好きTV#56」によると梶裕貴さんご本人が演じられていたとのこと。

梶裕貴さんは「自分で聞いても加工しているような声」と語られていたので、加工もなかったようです。改めて声優さんのスゴさを感じずにはいられません。

そしてやはり最高にかっこいいのは、暗黒闘気を制した後の以下の第一声です。

今なら・・・お前の首でも簡単に落とせそうな気がする・・・!!
・・・まるで花をつむようにな・・・!!!

引用元:ダイの大冒険 第65話「暗黒のヒュンケル」

直前にミストバーンに言われた「花をつむように」をそのまま言い返すセンスと、やってやったぞと言わんばかりのドヤ顔、アニメでより強調されていたように感じます。

光の闘気もアニメならではでビカビカに輝いており、さらに「小さな勇者」がBGMで流れる演出がたまりませんでした。

ところでミストバーンがヒュンケルに渡した剣、独特の形や模様でちょっとかっこいいと思いませんか?

誰が作ったのかは不明ですが、ロン・ベルク製、ミストバーン製、はたまたバーンが他の名工に別注した等、いろいろ想像が捗ります。

そしてヒュンケルだけでなく、あの相棒キャラももちろんかっこよかったです。

クロコダインもかっこいい&アニオリのシーン追加

クロコダインの漢気とかっこよさが、とくに2つのシーンであふれ出た回でした。

1つ目はまさにヒュンケルに処刑されようというシーンでの以下のセリフです。

たとえこの身を裂かれ最後の一片になろうともおまえを信じぬくぞ!!!
だから戦え!!!邪悪な心と闘うのだっ!!!

引用元:ダイの大冒険 第65話「暗黒のヒュンケル」

とくに好きなのは「最後の一片になろうとも」という表現です。

ヒュンケルとしてはクロコダインとミストバーンの板挟みのようなツラい状況でしたが、もしこのクロコダインのセリフがなかったらヒュンケルの復活は無かったと思えるほどの強いセリフです。

また原作では「悪い心と闘う」だったところがアニメでは「邪悪な心と闘う」になっており、ヒュンケルが闘っているものの強さがより強調されていました。

そして2つ目は涙を浮かべながらの以下のセリフです。

縮んだオレの寿命の責任・・・どうするつもりだっ!!

引用元:ダイの大冒険 第65話「暗黒のヒュンケル」

心配していたことやヒュンケルを信じていたこと、安心したこと一言でがわかる、クロコダインならではの表現だと思います。声優の前野智昭さんによる演技も最高でした。

なおアニメオリジナルのシーンとして、マァムがクロコダインの手かせを砕くところがハッキリと描かれていました。

原作ではロン・ベルクとミストバーンの回想のあとのクロコダイン救出だったため、1週間も早めに自由になれてよかったです(リアル世界の時間比)。

一方でかっこいいヒュンケルとクロコダインに対し、あのキャラは良い意味でも悪い意味でもいつも通りでした。

ポップの言葉がどこまでも人間らしい

今回の65話はとくに、2つのシーンでポップの人間らしさが出ていたと感じました。

1つめはダイたちが飛び出した後の、マァムとヒュンケルの会話の前後のシーンです。

ライバルでありながらマァムが地中で思っていたことをヒュンケルに伝えるところや、そのあとに見つめあうヒュンケルとマァムに少し嫉妬するところ、人間らしいです。

そして2つ目はやはりヒュンケルのしるしに対する、心の中での以下のセリフです。

・・・さ 最低な奴だおれって・・・!!
今 一瞬・・・ヒュンケルの石が光らねえ事を期待しちまったっ!!
ヒュンケルができねえならおれもしょうがねえ・・・と・・・!!!

引用元:ダイの大冒険 第65話「暗黒のヒュンケル」

「人の不幸は蜜の味」という言葉があるように、人間なら誰しも「あいつも失敗すればいいのに」と願ってしまうことはありがちだと思います。

ダイやヒュンケルであれば絶対に出てこないセリフですが、素直にそう思ってしまったことを認めるポップに、どこまでも人間くささを感じずにはいられません。

このポップのシーン、原作だとポップの正面に黒い背景でしたが、アニメではポップを斜めから見下ろす構図でノイズがかかったように描かれていました。

セリフもアニメの描写も、ポップの薄暗い感情や複雑な気持ちを的確に表していると感じました。

おわりに

第65話「暗黒のヒュンケル」の感想をまとめます。

  • 暗黒ヒュンケル・その後のヒュンケルどちらもかっこいい
  • クロコダインもかっこいい&アニオリのシーン追加
  • ポップの言葉がどこまでも人間らしい

次の第66話は「五色の光」です。タイトルのとおりミナカトールが気になる一方、予告編では「唸れ轟火よ」を放っているクロコダインが映っていました。65話に引き続き活躍が期待できそうです!

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。