【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第77話「もうひとりの勇者」の感想


【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第77話「もうひとりの勇者」の感想

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第77話「もうひとりの勇者」を視聴しました。

サブタイトルのとおり、全パートをとおしてノヴァの素晴らしい回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第77話「もうひとりの勇者」の感想

第77話「もうひとりの勇者」の感想をまとめます。

  • ノヴァが「勇者」の意味を理解するシーンがやはり良い
  • ロン・ベルクのノヴァへの呼び方が変わるシーンもやはり良い
  • 星皇剣のデザイン、ロン・ベルクの一撃から次回予告までの流れも素晴らしい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

ノヴァが「勇者」の意味を理解するシーンがやはり良い

回想シーンで、ノヴァがダイとの特訓の中で「勇者」の意味を理解するシーンがやはり良かったです。

ダイが「どっちも勇者なんだよ」と言ったあとからの、ノヴァの以下のセリフのシーンです。

・・・ボクはあの時はじめて知った!!真の勇者とは自らよりもむしろ・・・!!みんなに勇気を沸きおこさせてくれる者なんだ と・・・・・・!!!

引用元:ダイの大冒険 第77話「もうひとりの勇者」

なにが「勇者」なのかはダイも正確にはわかっていない口ぶりでしたが、ノヴァにとっては「自分だけでなくみんな」というこれまでになかった気づきがあったことがわかります。

このセリフからBGM「強い覚悟で出撃」が流れたのも、まさに生命を捨ててまで周りを鼓舞しようとするノヴァの覚悟を表した演出でした。

こうした仲間や他の人のためを思ってキャラが成長したり覚醒したりするシーンは、ダイの大冒険ではとくによく見られます。

たとえば以下のようなシーンは各キャラにとってはじめて自分以外のために動くという点で共通しています。

  • ロモス城でダイとマァムを助けに来たポップ
  • パプニカ(ヒュンケル戦)でダイたちを助けに来たクロコダイン
  • バルジ島でダイたちを助けに来たヒュンケル

初登場のハドラー親衛騎団との戦いのときから やられ役のイメージがあるノヴァではありますが、16歳でこの境地にたどり着くのはむしろスゴいですね。

ロン・ベルクのノヴァへの呼び方が変わるシーンもやはり良い

ロン・ベルクがノヴァをはじめて「ノヴァ」と呼ぶシーン、やはり良かったです。

これまでのロン・ベルクとノヴァのカールの砦やロロイの谷での会話では、ロン・ベルクがノヴァを呼ぶときは一貫して「坊や」でした。

275歳のロン・ベルクからすれば16歳のノヴァは文字どおり「坊や」であるためだけでなく、一人前と認めていないことも思わせます。

しかし生命の剣をもって超魔ゾンビのザボエラへ特攻するノヴァを止める際、以下のようにロン・ベルクがはじめて「ノヴァ」と呼びます。

・・・・・・・・・もういい・・・力を抜くんだ・・・ノヴァ・・・!

引用元:ダイの大冒険 第77話「もうひとりの勇者」

少し前のシーンで「男気は買う」というセリフもありましたが、「ノヴァ」と呼ぶことでロン・ベルクがはじめてノヴァを認めたのだと思います。

このロン・ベルクのセリフはアニメでも諭すような口調で、ノヴァを止めるための十分な説得力を感じました。

少し前の第73話「炎の中の希望」でも、ポップのことを以前は「ハナたれ小僧」などと呼んでいたハドラーが「ポップ」と呼ぶ場面がありました。

いがみ合っていたキャラ同士がお互いを認め合うこういったシーンは、グッとくるものがあります。

ところで「ダイ好きTV#68」にてハドラー役の関智一さんが、ロン・ベルクがノヴァを止めるシーンに「ちょっとずれてたら死んでたからね」とコメントされていたのには笑いました。

ロン・ベルクは魔族のため心臓が 1 つではない可能性もありますが、ノヴァのためとはいえ確かにリスクが高い止め方です。

なおダイやヒュンケルですら苦戦するロン・ベルクに攻撃を当てたのは、もしかしたら人間ではノヴァが初だったのかも・・?

星皇剣のデザイン、ロン・ベルクの一撃から次回予告までの流れも素晴らしい

星皇剣のデザイン、ロン・ベルクの一撃から次回予告までの流れも素晴らしかったです。

まず星皇剣が入っていた丸い球、原作では闇が渦巻いているようなデザインでしたが、アニメでは球の中に宇宙があるようなより美しいものになっていました。

そして星皇剣そのもののデザインも、シルバーの柄にシルバーの刀身というシンプルかつ洗練されたものでした。

アーケードカードゲーム「クロスブレイド」のシークレットカード「ロン・ベルク」では金色だったため、カードのほうはアレンジが入っていたようです。シークレットカードは「ダイ好きTV#68」で見ることができます。

そして技を放つまでの溜めのシーンや放つ際に、アニメオリジナルで以下の演出が加わっていたのが熱かったです。

  • ロン・ベルクの「そのあまりの破壊力がだ・・・!」のセリフからはじまるオーラのような演出と BGM の変調
  • 超魔ゾンビの奥深くに隠れたザボエラが怯える表情の追加
  • 星皇十字剣と駆け抜けるロン・ベルク

技が決まった後の以下のカッコいいセリフ、許されるのはロン・ベルクとヒュンケルぐらいかもしれません。(グランドクルス的な意味で)

・・・あの世でせいぜい自慢しろ
オレがくれてやった・・・その十字の餞別をな・・・!

引用元:ダイの大冒険 第77話「もうひとりの勇者」

ロン・ベルクの腕が崩れる音もはじめて聞くことになるので気になっていましたが、石が崩れるときのような痛々しい音でした。

この後のノヴァが酒瓶を開けられず恥ずかしそうにするシーンや、エンディングに入る前のラストシーンが鼻水ザボエラの「どアップ」だったのも含め、まさに完成された流れでした。

おわりに

第77話「もうひとりの勇者」の感想をまとめます。

  • ノヴァが「勇者」の意味を理解するシーンがやはり良い
  • ロン・ベルクのノヴァへの呼び方が変わるシーンもやはり良い
  • 星皇剣のデザイン、ロン・ベルクの一撃から次回予告までの流れも素晴らしい

次の第78話は「地獄からの生還者」です。予告編で復活したヒムがすでに出ていましたが、クロコダインとザボエラのラストシーンでの名言にも期待が高まります。

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。