20代のうちにやっておかなくて後悔した9つのこと【失敗の教科書】


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20代でやっておいたほうがいいこと、やらないと損することは何だろう?

こんな疑問にお答えします。

筆者は20代で引きこもりになりましたが、いまは外資系企業で働く30代のサラリーマンです。

様々な経験をしてきた筆者が、実際の体験をもとに以下を解説します。

  • 20 代のうちにやっておかなくて後悔した 9 のこと
  • なぜやらなくて後悔したのか

逆に言えば 30 代の筆者が知って実践していることです。あなたが 20 代でも、それ以上でもきっと参考になります。

20代のうちにやっておかなくて後悔したことリスト

リストにまとめます。20代のうちにやっておかなくて後悔したのは以下のことです。

  • もっと歯を大事にすればよかった
  • もっと早く支出を減らす工夫をしておけばよかった
  • お酒や遊びのお金を投資に回していればよかった
  • 転職を人生の選択肢に入れておけばよかった
  • 資産になる労働に本気を出しておけばよかった
  • 英会話をもっとやっておけばよかった
  • 筋トレをやっておけばよかった
  • もっと本を読んでおけばよかった
  • 海外に行っておけばよかった

なぜこれらに後悔しているのかを、実際の体験をもとにご説明していきます。

筆者について

この記事を書いている筆者は、30代中盤の IT エンジニアです。

20 代~30 代を簡単にまとめると、以下のような人生をおくってきました。

  • 大学生で引きこもって留年する
  • 就職をしてから地元に戻り、20代はずっと地方で働く
  • 30代で転職し、東京の外資系 IT 企業へ

こんな人生を少し這い上がった 30 代サラリーマンが、20 代でやっておかなくて後悔したことをご覧ください。

20代のうちにやっておかなくて後悔した9つのこと

1つずつ、理由とともに解説していきます。

もっと歯を大事にすればよかった

1つ目は「もっと歯を大事にすればよかった」です。

歯医者にあまり行かなかった結果、20代から 30 代にかけて虫歯になり削られた歯が 5 本もあるからです。

歯は放っておいて治ることはありません。以下のような理由で歯医者に行かないことは本当にもったいないです。

  • 仕事や残業で行くヒマがない
  • 痛くないから大丈夫

筆者は取れた銀歯を 5 年も放置するぐらい、忙しさを言い訳に行っていない時期がありました。

銀歯になると、詰め物が取れたり銀歯の下が虫歯になる心配が常につきまとうことになります。

今は歯のクリーニングに定期的に通うようになり、歯ブラシも自分にあったものが見つかりました。

しかし 20 代のうちにもっと歯を大事にしておけばよかったと後悔しています。

もっと早く支出を減らす工夫をしておけばよかった

給与がどう見ても2万円の写真 by ぱくたそ

2つ目は「もっと早く支出を減らす工夫をしておけばよかった」です。

支出を減らすのは給料を上げるのに比べて簡単だからです。

サラリーマン・OLなどの会社員の給料の現実として、以下のものがあります。

  • とくに20代は給料がなかなか増えない
  • 増えたとしても所得税で持っていかれる
  • 社会保険料も年々増えている

このため貯金を殖やすには「支出をいかに減らすか」ということが重要になってきます。

とくに効果が大きいのは毎月の固定費を下げることです。このため以下のことを 20 代でやっておけばよかったです。

  • 格安SIMに変える
  • 電力会社を変える

これらは 30 代になってからやりましたが、もっと早くやっておけばよかったと後悔しています。

例えば 20 代の早いうちから格安SIMに変えて、月 5000円が節約できると 30 代までに以下の差が出ます。

5000円 × 12 か月 × 10 年 = 60万円

その後、電力会社も安いものに変えました。これらの体験談は以下の記事もご覧ください。

お酒や遊びのお金を投資に回していればよかった

3つ目は「お酒や遊びのお金を投資に回していればよかった」です。

たとえ月に 1 万円のような少額だとしても、積み立て投資なら時間を味方にできるからです。

20 代は仕事のほかにも、やはり遊ぶのが楽しい時期でもあります。

筆者も 20 代は以下のような遊びにハマっていました。

  • 飲み会・外食
  • ダーツ
  • カラオケ
  • スノーボード

もちろんこれらは楽しくてかけがえのない経験です。しかし初任給 20 万円のサラリーマンにとって決して安いとは言えないお金を使ってきました。

給料がなかなか増えないという現実に気づき、将来のために 30 代で積み立ての投資をはじめました。

積み立て投資は年利数パーセントを積み重ねていく、かけた時間によって効果が大きく異なる手法です。

「20 代のうちにはじめておけば、もっと時間を味方にできたのに」と後悔しています。

転職を人生の選択肢に入れておけばよかった

4つ目は「転職を人生の選択肢に入れておけばよかった」です。

なぜなら地方の小さな会社から外資系企業への転職によって、給料が段違いに上がったためです。

「今のスキルで転職なんかできるわけない・・自分には無理だ。」

とくに評価されない職場で働いていると、こんな思い込みに支配されることがあります。

筆者も 20 代はこう考え、新卒で入った会社でずっと働く前提で考えていました。

しかしブログが一つのきっかけとなって、もっとやりたいことができる会社に 30 代で転職しました。

地方から東京の外資系企業への転職だったため不安ばかりでしたが、転職前と比べて以下が変化しています。

  • 年収は 2 倍以上に
  • 残業時間は少し減った

自分のスキルがパズルのピースのようにはまる仕事や、それなりの報酬を支払ってくれる場所はあるところにはあります。

今の会社では 20 代で転職してくる人も多く、もっと早く転職を人生の選択肢に入れておけばよかったです。

資産になる労働に本気を出しておけばよかった

アメリカ旅行の持ち物 iPad

5つ目は「資産になる労働に本気を出しておけばよかった」です。

これは以下のためです。

  • 会社員の場合、働かなくなったら収入は途絶えてしまう
  • 資産になるコンテンツは継続して収益を生み出す可能性がある

「会社員なら働けなくなっても失業保険があるのでは?」というのはその通りですが、ずっともらえるものではありません。

しかし以下のような「自分の作品・コンテンツ」を作り、そこから収益を生み出す仕組みは資産になります。

  • ブログ
  • YouTube
  • ウェブサービス

20代のころもブログはやっていましたが、気が向いたときに書く程度でした。

多くの人のためになる情報発信を継続し、「本気で」資産になる労働をはじめておけばよかったです。

英会話をもっとやっておけばよかった

6つ目は「英会話をもっとやっておけばよかった」です。

英語が話せると仕事の選択肢がケタ違いに広がるためです。

20 代では「英語を話す機会なんてないよなー」と思っており、英会話の練習を一切しませんでした。

しかし以下のような環境になって、英語は話さないと聞き取ることもできないと痛感しています。

  • 外資系の会社に転職した
  • YouTube などで海外のビデオも見るようになった

このため英語の字幕付きの動画を、自分でも発音しながら毎日少しづつ見ることを続けています。

しかし今のところほぼすべての会話で聞き返しが必要になり、うまく喋れているとも言えません。

ほかにもアメリカに海外出張したときに思うように喋れず、とてもとてもとても後悔しました。

英語は継続することが大事です。もっと若いうちから続けていればよかったと痛感しています。

筋トレをやっておけばよかった

可変式ダンベル

7つ目は「筋トレをやっておけばよかった」です。

30 代になると、体調や体形で目に見えて以下のものが気になってくるためです。

  • お腹が出てくる
  • 階段で息切れする

この原因として筋肉が減少していくことや、代謝が落ちて脂肪が燃えにくくなっている点が挙げられます。

これらを解決するのが筋トレですが、20 代は全く筋トレをやっていませんでした。

30 代になってから筋トレを続けていますが、以下のような効果を実感しています。

  • プロテインや食事の栄養について考える
  • 疲れるため夜にグッスリ眠れる
  • 自信がついてくる

ハッキリ言って筋トレは疲れますが、もっと若いころから続けていたら筋肉だけでなくこんなプラスの効果も得られていたと考えると悔やまれます。

筋トレを始めるきっかけになった「超筋トレが最強のソリューションである」は人生で読んでよかった本の一つです。

もっと本を読んでおけばよかった

8つ目は「もっと本を読んでおけばよかった」です。

本を読むことで得た知識は武器にも、自分を守る盾にもなるためです。

「本なんか読んでも考えを一方的に押し付けられるだけでしょ」

20代のころはこう思っていました。

小さい頃は親から「本を読め」としつこく言われていたことも影響し、逆に本を読まなくなる人生でした。

しかし30 代になっていろいろな本を読んで思うのは、以下のことです。

  • たった1000円前後でいろいろな人の考えを知ることができる
  • 本に書いてあることをひとまず実践してみることで、人生が好転するきっかけになる

とくに「最高の体調 ACTIVE HEALTH」という本は、20代で特に読んでおきたかった本です。

30代の今は Kindle Unlimited の読み放題で、本を気軽に試せる環境になり読む数も増えています。

海外に行っておけばよかった

最後は海外に行く経験をしておけばよかったという後悔です。

なぜなら「現在の環境」という固定観念から離れ、人生を考えるきっかけになるためです。

筆者は 30 代ではじめて海外(台湾)に行き、そこから新しい土地や文化に触れることが好きになりました。

いままで以下の国に行きました。

  • 台湾 2015年12月
  • アメリカ 2019年6月
  • タイ 2019年10月
  • シンガポール 2020年1月

海外に行って人生が変わるかどうかはその人次第です。行っても何も変わらないかもしれません。

しかし地元で一生を過ごすつもりだった筆者が、もっと世の中のいろいろなところを見てみたいと思えたのは台湾に行ったときです。

地方から東京への転職を決意できたのも、初めての海外旅行のあとにこう思えた影響が大きいです。

社会人になるとなかなかまとまった休みは取りにくく、いつか行こうという「いつか」がなかなかやってきません。

もっと若いうちから世界を見ておけばよかったと後悔しています。

おわりに

20代のうちにやっておかなくて後悔した 9 つのことをもう一度まとめます。

  • もっと歯を大事にすればよかった
  • もっと早く支出を減らす工夫をしておけばよかった
  • お酒や遊びのお金を投資に回していればよかった
  • 転職を人生の選択肢に入れておけばよかった
  • 資産になる労働に本気を出しておけばよかった
  • 英会話をもっとやっておけばよかった
  • 筋トレをやっておけばよかった
  • もっと本を読んでおけばよかった
  • 海外に行っておけばよかった

後悔しているとはいえ、今からの人生で一番若いのは今です。

20代の方だけでなく、30代以上の方にも参考になるものがあれば嬉しいです。