英語ができないのに海外出張して悔しい思いをした話【やっておけばよかったこと】

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初めてアメリカに海外出張し、1 週間ほどアメリカの人を含め英語圏の国に住む人たちとミーティングやコンテンツの作成をしました。

心のどこかでなんとかなるだろうと思っていたものの、とても悔しい思いをしました。

この記事では以下のような方と、悔しさを忘れないために過去の自分に向けて、英語圏の国に出張に行く前にやっておきたいことをご紹介します。

  • 英語に自信がないのに海外に行くことになった
  • 英語ができないけれど海外出張を希望している

すべて実際の体験をもとにしています。

海外出張する前にやっておくべきだったこと

結論としては出張に行く前に、以下のことをやっておくべきだったと強く後悔しました。

  • 思ったことを英語で表す練習
  • とにかく英語で話す練習
  • 写真をたくさん撮っておく

とくに初日は心が折れそうになり、ホテルの部屋に戻ったあとは放心状態になるほどでした。

この理由を実際の体験をもとにご紹介します。

筆者について

外資系の IT 企業に勤める技術サポートエンジニアです。

外資系といってもふだんから英語を話しているわけではなく、日常で英語を使う機会は以下のとおりです。

  • 読む(すごくある)
  • 書く(よくある)
  • 聞く(たまにある)
  • 話す(ほとんどない)

最も新しい TOEIC のスコアは 795 点です。

海外の人としゃべる練習をしないとマズいと思いオンラインで DMM英会話をやっていた時期もあります。

DMM英会話の100分だけの実績

ただ当時は英語で話すことに本気になれず、4 回だけ受けて退会しました。(無料の 2 回分と有料登録してから 2 回だけ)

ミーティングで悔しかった具体例

アメリカに 1 週間滞在し、平日はミーティングとパソコンでのコンテンツ作成をしました。

ミーティングにいたメンバーの出身国はそれぞれ以下のとおりでした。

  • アメリカ(ネイティブ) 3人
  • 南アフリカ(ネイティブ) 1人
  • インド 3人
  • 中国 1人
  • 日本 2人(うち 1 人が私)

このうち英語圏の国に住んでいないのは私だけでした。

つまり私以外の人は、みんな普段から英語で話すのに慣れている人たちばかりです。

会話が聞き取れない

特に困ったのがインド出身のエンジニアのうち 2 人に以下のような特徴があり、何をしゃべっているのか聞き取るのが非常に難しかったことです。

  • しゃべるスピードが単純に早い
  • 知っている単語と違う音がたまに混ざる(独特のなまりがある)

たとえば「consumer」という単語の場合、「ケンシューマー」という音を想像しますが「コンジューマー」という音でした。

ほかにも印象に残っているのが Python(パイソン)という単語が聞いたことがない音に聞こえ、何度が聞き返してやっとわかるといった例がありました。

またアメリカのネイティブスピーカーも、1:1で話すときはなんとなく聞き取れるものの、ディスカッションが始まると話すスピードが上がっていきます。

このため会話に付いていくこと・聞くことに精いっぱいでした。

意見を言おうとしてもすぐに言葉が出てこない

ミーティング中、「Do you have any feedback?」(なんかフィードバックある?)と会話を振られることがあります。

ここでつらかったのは以下のようなパターンです。

  • そもそも前の会話の内容が充分に理解できていないことがある
  • 意見があっても文章をすぐ組み立てられず発言できない

そもそも普段から話すことを想定して英語を使っていないため、いきなり言葉が出てくるはずがありません。

また、これが続いたところ「あんまり話さないね」といったことも言われました。

ここで思ったことを英語で表したり、英語で話す練習を普段からしておけばよかったと激しく後悔しました。

ランチやディナーで悔しかった例

話になかなか入っていけない

最初のほうのランチでは各メンバーが初対面であることから、雑談が多めでした。

だいたい以下のような話題から会話がはじまります。

  • いつこっちに着いたの?
  • フライトはどうだった?
  • いつ帰るの?

はじめのうちは何とかついていこうとするものの、以下のようなことが重なるとだんだん話題についていけなくなりました。

  • 食べるほうに集中していると聞き逃す
  • 知らない単語が出てくる

ここで焦りつつも、私がとった一時しのぎは以下です。

  • なんとか聞き取れる人と 1 対 1 で話す
  • 話題に困ったらスマホの中にある日本の写真を見せる

しかし普段スマホで写真をあまり撮らないため、すぐにネタ切れになりました。

そもそも日本人同士でも話すのはそんなに得意ではありませんが、言葉がさほど必要ない写真はしゃべるネタとしてもっと撮っておけばよかったです。

ホテルや飲食店で悔しかった具体例

ルームサービスをたのむのも一苦労

初日はちょっといいものを食べようと電話でルームサービスを頼みました。

メニューを見て実際に電話するとき「よく考えたら全部英語だよな・・」と考え、実際に注文するまでに 1 時間悩みました。

やっと電話し、注文を伝えるだけかと思いきや以下のようなことを聞かれます。

  • お肉の焼き加減は?
  • 30分かかるけど大丈夫?

どちらも Sorry? と何度も聞き返してやっとわかるといった感じでした。

ルームサービスを運んできてくれた人が部屋に入るときに「May I come in?」(入ってもいい?)と言うのも上手く聞き取れず、聞き返しました。

ちなみにこちらが返事をする前に、ルームサービススタッフは部屋には入ってきていました。

ファーストフードで注文するのも一苦労

食事は 2 回ほどファーストフードで済ませました。以下のお店に寄りました。

  • サンドイッチ屋(サブウェイ)
  • ハンバーガー屋

特にサブウェイはアメリカに着いたその日に寄りましたが、注文方法がわからずほぼ「指差し」と「This one」(これトッピングしての意)だけで注文するというカッコ悪さでした。

あとからアメリカ在住の日本人に聞いたところ、サブウェイはアメリカ初心者にはハードルが高いとのことでした。

オンライン英会話ならファーストフード店で注文したり、ホテルでルームサービスを頼むようなシチュエーションを講師にお願いすることもできます。

これも日本にいるうちに実際に練習してみればよかったです。

おわりに

海外出張で悔しい思いをする前にやっておくべきだったことをまとめます。

  • 普段から、思ったことを英語で表す練習
  • オンライン英会話などで英語で話す練習
  • 話題のネタ用に写真をたくさん撮っておく

思ったことを英語でどう言ったら良いか考えたり、英語を話すにはネイティブの友達が身近にいれば一番良いですが、すぐに友達を作ることは難しいです。

この悔しさが消えないうちに、もう一度 DMM英会話で話す練習を少しずつ積み重ねてみようと思います。