電力会社を東京電力から下町でんきに乗り換えた理由・感想【体験談】


下町でんき

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下町でんきって評判や口コミが少なくない?

電力自由化でいろいろな電力会社が選べるようになり、どれを選べばよいか迷いますよね。

いろいろ選んだ結果、一人暮らしの筆者は下町でんきに乗り換えました。

評判や口コミがあまり見当たらない電力会社でしたが、実際に乗り換えた体験をもとにその理由と感想をご紹介します。

東京電力から下町でんきに乗り換えた理由

結論からお伝えします。東京電力から下町でんきに乗り換えた理由は以下のとおりです。

  • 東京電力より安く、料金がシンプル
  • ウェブサイトがわかりやすい
  • キャンペーンで違約金が発生する条件を説明してもらえた

筆者は東京の 1K アパートで一人暮らしをする、外資系 IT 企業のサポートエンジニアです。

これらの理由について、決め手になったことを詳しくご説明していきます。

下町でんきについて

選んだ理由の詳細に入る前に、下町でんきについて簡単に記載します。

下町でんきの運営企業

下町でんきは株式会社トーセキが提供する電力サービスです。株式会社トーセキは以下のような事業を持つ会社です。

  • 住宅のリフォーム
  • プロパンガス販売など

≫会社のサイト:株式会社トーセキ

下町でんきの供給エリア

2019年8月の時点では、供給エリアは東京電力管内のみです。

エリアは下町でんき公式サイトの以下の記述がわかりやすいです。

関東エリア 東京電力管内
栃木県 群馬県 茨城県 千葉県 埼玉県 東京都 神奈川県 山梨県 静岡県(富士川以東)

続いて下町でんきに乗り換えた理由を一つずつご説明していきます。

東京電力から下町でんきに乗り換えた理由の詳細

東京電力より安く、料金がシンプル

下町でんきの契約プランは公式サイトに記載があり、以下のとおりです。

  • 下町電灯B(東京電力の従量電灯Bに相当)
  • 下町電灯C(東京電力の従量電灯Cに相当)
  • 下町動力(東京電力の低圧電力に相当)

それぞれのプランで東京電力のどの種別に相当するかが書かれており、乗り換えのときに比較しやすくなっています。

例として下町でんきの「下町電灯B」について東京電力の料金と比較した場合、以下となります。

基本料金(1契約につき)

契約容量 下町でんきの料金 東京電力の料金
30A 815.10円 858.00円
40A 1,086.80円 1,144.00円
50A 1,358.50円 1,430.00円
60A 1,630.20円 1,716.80円

電力量料金(1kWhにつき)

電気使用量 下町でんきの料金 東京電力の料金
最初の120kWhまで(第1段階料金) 18.88円 19.88円
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 25.16円 26.48円
上記超過(第3段階料金) 29.05円 30.57円

※2021/1/16更新。最新の価格は各社ウェブサイトをご確認ください。

まとめると基本料金も電力量の料金も、下町でんきのほうが約 5% 東京電力より安いです。

東京電力から乗り換えるだけで毎月の固定費を 5% 下げられることになります。

またマイページからダウンロードできる毎月の請求書に、東京電力と比べてどれだけオトクだったかが以下のように記載されています。

下町でんきの請求書 東京電力と比較したオトク額

※後述しますが大幅に安くなっているのはキャンペーンが適用されているためです

ちなみに最後まで比較して悩んだほかの電力会社は楽天でんきがありました。楽天の買い物で常に +0.5 倍のポイントボーナスが入るためです。

しかし楽天の買い物のためだけに電力会社を選ぶのは本末転倒だと思い、料金がシンプルな下町でんきを選びました。

この料金のシンプルさは、あれこれ考えなくても東京電力より確実に安くなるという意味で、乗り換えの大きな理由になりました。

ウェブサイトがわかりやすい

下町でんきのウェブサイトは過度にごちゃごちゃしておらず、シンプルなデザインです。

重要な情報が小さく書かれているということもなく、どこにどんな情報があるかがわかりやすいです。

とくに「よくある質問」のページには、はじめて電力会社を乗り換えるにあたっての不安の解消に役立つ内容がまとまっています。

  • 切り替えると停電しやすくなる等、電力供給の品質への影響があるのでしょうか?
  • 電気を切り替える時には、一時的に停電しますか?
  • なぜ電気料金を安くできるんですか?

キャンペーンで違約金が発生する条件を説明してもらえた

私が申し込んだ2019年4月から8月までの現在、家計応援キャンペーンとして以下の特典があります。

  • 電気代が約1ヶ月分0円
  • 基本料金が半年間0円

平日は家にいる時間が短いので、「基本料金が半年間0円」のほうを選択しました。

下町電灯B 30A を選択したので、以下のとおりトータルで 4800 円ほど割引される形になります。

基本料金 800.28 円 * 6 か月 = 4801.68 円

下町でんきに申し込むと担当者から説明のための電話がかかってきます。

このときに以下を説明されます。

  • 下町でんき自体には解約に違約金はない
  • ただしキャンペーンを適用している場合、1 年以内で解約すると 5,000円の違約金が発生する

この違約金について引っ越しなどで住所が変わった場合の扱いについて下町でんきのスタッフさんに質問してみました。

引っ越ししても下町でんきを使い続ければ解約扱いにはならないとの回答でした。

1 年使い続ければキャンペーン分がまるまるお得になります。そうでない場合も最短で 6 か月は使い続ければ、5,000 円の違約金を考慮しても東京電力よりは安くなります。

  • キャンペーンでの割引が約 4,800 円(30Aの場合)
  • 電力料金自体が東京電力よりも毎月 5% ほど安い

40A 以上の場合は基本料金も上がるため、キャンペーン適用で 5 か月以下でも元が取れます。

実際に下町でんきを使ってみての感想

2019年 8 月の時点で、下町でんきを 4 か月ほど使い続けています。

感想は「普通」以外に特にありません・・。

今のところ電力関係のトラブルはゼロで、東京電力のときと生活は何一つ変わっていません。

しかしながら電力会社を乗り換えるという一時的な手間をかけただけで、少しですが毎月の固定費が下がったのには満足しています。

おわりに

東京電力から下町でんきに乗り換えた理由をもう一度まとめます。

  • 東京電力より安く、料金がシンプル
  • ウェブサイトがわかりやすい
  • キャンペーンで違約金が発生する条件を説明してもらえた

楽天をたくさん使う方や地方の方なら、私が悩んだようにポイントを重視して楽天でんきも候補に上がります。

一方でシンプルでわかりやすいプランを好む方は、下町でんきを検討してみてはいかがでしょうか。

≫下町でんきのウェブサイト