客先常駐が楽しいと思える人の3つの特徴【私には無理でした】


客先常駐が楽しいと思える人の3つの特徴

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客先常駐って楽しいの?どんな人なら楽しいと思えそう?

この記事ではこんな疑問にお答えします。

ご存知のとおり客先常駐では自分の会社ではなく、お客様の会社で働くことになります。

筆者は新卒で入った会社で客先常駐を経験しましたが、ハッキリ言って楽しいと思えたことはありませんでした。

しかしまわりの同僚を見てきた限りでは、楽しそうに働いている人がいなかったわけではありません。

筆者が実際に見てきた中から、客先常駐が楽しいと思える人の特徴をご紹介します。

どんな人なら客先常駐が楽しいと思える?

筆者の経験上、以下のような人なら客先常駐が楽しいと思える可能性が高いです。

  • 客先常駐する会社のビジネスに興味を持てる人
  • 客先常駐する会社のお客様と直接話すのが好きな人
  • ユーモアがある人

それぞれ具体的に解説していきます。

筆者の客先常駐の経験について

本題に入る前に、筆者の客先常駐の経験を少しだけ自己紹介させてください。

筆者の fidn(@lancork)は新卒で入った会社で、約 5 年間の客先常駐のヘルプデスクやシステム開発を経験しました。

残念ながら客先常駐で楽しいと思えたことは一度もありません。

客先常駐でのできごとは客先常駐でストレスがヤバかった5つの体験と対処法【経験談】にもまとめています。

最終的には転職して、今は客先常駐がないサポートエンジニアという仕事をしています。

客先常駐から脱出した方法は客先常駐で一人が辛いときの2つの対処法【地獄からの脱出】もご覧ください。

それでは続きを見ていきましょう。

客先常駐が楽しいと思える人の3つの特徴

筆者が関わってきた中では、こんな方は客先常駐を楽しんでいるように見えました。

客先常駐する会社のビジネスに興味を持てる人

客先常駐をする先の会社のビジネスに興味を持てる方は、客先常駐が楽しいと思える可能性が高いです。

なぜなら常駐先の会社が欲しているのはプログラミング言語やITの知識だけでなく、どちらかといえば以下のものだからです。

  • 会社のビジネスに利益をもらたしてくれるシステム
  • 業務の負荷を少なくしてくれるシステム
  • トラブルや問い合わせへの迅速な対応

この記事を読んでいるあなたは以下のような職種、またはこれから就職しようとしている方ですよね。

  • システムエンジニア
  • プログラマー
  • ヘルプデスク

客先常駐では先に出てきたようなシステムを作ったり、お問い合わせに対応することがメインの仕事になります。

このどちらにおいても、その会社のビジネスを理解しようとすること・興味を持つことはシステムの作成やトラブル対応に役立ちます。学んでいくことは必須とも言えます。

例えば常駐先の会社がスーパーマーケットだとすると、客先のビジネスに関するものは以下のものがあります。

  • スーパーマーケットの中で使われる用語(グロサリー、和日配など)
  • 発注が行われるタイミング
  • 現場の業務(在庫の棚卸など)

ほかにも金融や製造業など常駐先の業種は様々です。関わる業種や費やした時間は今後のキャリアでどんな業種に関わっていくかにも関係してきます。

常駐をする先の会社のビジネスに興味を持てる方は楽しく感じられるものの、興味が持てない方は苦しむ可能性が高いです。

客先常駐する会社のお客様と直接話すのが好きな人

お客様と直接話すのが好きな方や、コミュニケーション能力が高い方も客先常駐は楽しいと思えるでしょう。

なぜなら客先常駐では自分のまわりのほとんどの人がお客様だからです。会社によっては筆者のように一人で客先常駐することも珍しくありません。

仕事の話ができることはもちろんですが、以下のようなコミュニケーションができることも大事です。

  • お昼ご飯のときの雑談
  • 共通の趣味の話
  • 喫煙所での会話

お昼ご飯は外に食べに行ける会社ならお客様と会話することはないかもしれませんが、お昼も拘束されるような職場だと自分の席で食べることになります。

例えば筆者の場合は外に食べに行くことが禁止されていました。
このためお昼ご飯もお客様に囲まれる中で自分の席で食べ、休憩時間も気が休まることはありませんでした。

また今の時代オフィスでタバコを吸える会社はほとんどないため、タバコを吸う場合はお客様と同じ喫煙所を使うことになります。

実際に筆者の元後輩は喫煙所でのコミュニケーションがうまく、客先常駐先の会社で仲のいい人を何人か作っていました。

こんな違いもあるため、お客様とのコミュニケーションが好きな方は客先常駐が楽しいと思える可能性が上がります。

しかしこういったコミュニケーションが嫌いな人には、はっきり言って地獄です。

ユーモアがある人

最後はユーモアがある人です。

「え、どういうこと?」と思われますよね。

なぜならユーモアがあって気の利いた冗談が言えたりすると、以下のような効果があるためです。

  • お客様に気に入られる(仲良くなれる)
  • 頭がよさそうに見える
  • 「やらかした」ときも許してもらえる可能性が高まる

具体例として新卒で入った会社では、最初の 1 年は先輩と 2 人で客先常駐をしていました。

この先輩は常駐先の会社のお客様にも、ちょっとした冗談を言えるユーモアがありました。

このため仕事だけでなく飲み会でもトークが弾み、お客様から好かれていました。

こんな理由から、ユーモアがある人は客先常駐でもうまくやっていける可能性があります。

おわりに

客先常駐が楽しいと思える可能性が高い人の特徴をまとめます。

  • 客先常駐する会社のビジネスに興味を持てる人
  • 客先常駐する会社のお客様と直接話すのが好きな人
  • ユーモアがある人

技術を追い求めるのが好きだったり、コミュニケーションをとるのが億劫な人には正直なところ客先常駐は向いていません。

客先常駐という仕事を選ぶうえで、参考になれば嬉しいです。