IT業界の転職で資格は意味ない?実際に役に立った場面はこちらです


転職と資格

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IT 系の資格はたくさんあるけど、転職の時に実際のところ役に立つの?

あなたはこのようにお考えではないでしょうか。

中小 SIer から外資系 IT 企業に転職して 3 年ほど経ちましたが、IT 業界での転職のときに資格が役に立った場面がありました。

この記事では転職をしようとしている、または将来的に考えている方のために、転職で資格が役に立った場面をご紹介します。

筆者の転職経験について

7年勤めた地方の中小 SIer から、東京の外資系 IT 企業に転職して 3 年ほど経ちました。

現在では技術サポートエンジニアとしての通常業務のかたわら、採用を行う側の立場でもあります。

私が転職したときの経緯は「地方の中小SIerを退職し、東京の外資系IT企業に転職します」に書いていますので、こちらもご覧いただければと思います。

結論:実際の転職で資格が役に立ったのはこんな場面

企業によっては資格手当がもらえたりと直接的なメリットもありえますが、IT業界の転職においては資格は必須ではありません。

ただ実際の転職において資格が役に立った場面としては以下のものがありました。

  • 転職エージェントから現在の勤務先を紹介してもらったとき
  • 採用試験のとき

それぞれ詳しくご説明します。

転職で資格が役に立った場面の詳細について

転職エージェントから現在の勤務先を紹介してもらったとき

私が転職した当時は転職サイトへの登録はしていませんでした。

私の転職のきっかけになったのは、ある転職支援サービスの会社のエージェントの方から、このブログ経由でメールをもらい、今働いている会社を紹介してもらったことです。

いただいたメールでは、私がブログに以下のことを多く書いており、紹介された会社の業務にこれらがマッチしていることが書かれていました。

  • OSSやソフトウェア開発
  • インターネット関連技術

一方、メールをもらったあとに実際にお話する中で「資格もたくさんお持ちで」と言われたことを覚えています。こんなところも見ているのか、といった思いでした。

転職において最も重視されるのは業務経験・どんなことをやってきたか、といったものだと思いますが、どんな資格を持っているかというのも声がかかる一つの材料や、話のきっかけになります。

採用試験のとき

IT業界の企業では採用面接の際、技術試験を兼ねているところも多いと思います。私の転職の時も技術試験がありました。

このとき「資格を持っていることそのもの」が採用の有無に直接役に立ったとはいえません。これは現在、採用を行う側の立場から見ても同じ考えです。

ただ採用試験において、前職の業務で得た知識や経験のほかに興味を持って自分で勉強していなかったら、答えられなかったなと思う質問はいくつもありました。

私の場合は、業務経験のほかに興味を持って自分で勉強して得ていた知識は以下のものがありました。

  • 情報処理技術者試験などの資格試験の勉強
  • ブログを書くにあたっての情報収集
  • 趣味でプログラム作成

実際のところは、「勉強していたから採用された」というよりは「勉強してなかったらほぼ間違いなく不採用だった」と考えています。

例えば以下のようなエントリに記載している資格試験の勉強は、転職に役立ったスキルアップの中の一つの要素です。

おわりに

私の場合はブログ経由での転職というちょっと変わった方法でした。ほかにも LinkedIn にはじまる SNS、commpass などの勉強会支援サイト経由など様々なきっかけがあります。

これら以外に、私もお世話になった転職エージェントや転職サイトという方法もまだまだ一般的だと思います。

自分が望む人生のために、転職のきっかけになるものは有効活用していきたいですね。

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