【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第93話「瞳の宝玉」の感想

【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第93話「瞳の宝玉」の感想

※当ブログではアフィリエイト広告を利用しています。

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第93話「瞳の宝玉」を視聴しました。

今回もアニメオリジナルの要素やカットが多く見られ、敵ながらバーンもかっこよかったです。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第93話「瞳の宝玉」の感想

第93話「瞳の宝玉」の感想をまとめます。

  • アニメならではのレオナ vs バーンの息づかいがすごかった
  • ダイ vs バーンの剣と手刀のぶつかりあいとカラミティエンドの溜め
  • ポップと仲間たち・魔の時代の描写がかっこいい

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

アニメならではのレオナ vs バーンの息づかいがすごかった

レオナがバーンに攻撃したあとのシーン、アニメならではの血がポタポタ落ちる描写とレレオナの息づかいがすごかったです。

怒らせたらまずい相手に対して攻撃してしまった恐怖と、やってやった感が同居しているような迫真の演技でした。

攻撃の直後は息切れしていたものの、そのあとの「世界最強の女の子」のくだりはいつもどおりだったのもレオナの気丈さを感じました。

ただそのあとのバーンの第三の瞳がアップで映るシーン、アニメだとさらに怖かったです。

以下のようにふつうの瞳と第三の瞳で色が違い、瞳孔が真っ黒でギロッと睨みつける感じが強くなっていたためです。

  • ふつうの瞳:角膜がオレンジで瞳孔が深い青
  • 第三の瞳:角膜がオレンジで瞳孔が真っ黒

レオナが瞳の宝玉になったあとそれを手に持って喋るバーンも、アニメではニヤリとした表情にさらに残酷さが見られました。

瞳の宝玉の色は赤で、地面に落ちたときの音は原作では「カツン」でしたが、アニメでも丈夫なガラス球を落としたような絶妙な音でした。

なおアニメオリジナルつながりで、早くも「天地魔闘の構え」がCM明けのアイキャッチで登場しました。横田守さんの作画とのことで、超かっこいいです。

アニメで見るとさらにかっこいい真・大魔王バーン、他のキャラのアイキャッチと同様にマグネットやポストカードなどでグッズ化に期待です。

ダイ vs バーンの剣と手刀のぶつかりあいとカラミティエンドの溜め

ダイの剣とバーンの手刀がぶつかりあうシーンもアニメならではの迫力がありました。

すでにボロボロで受けることしかできないダイと、レオナによそ見しながらのバーンの余裕の差も見て取れました。

またアニメではバーンの「ただの手刀」と「カラミティエンド」の違いが以下のようにわかりやすくなっていました。

  • ただの手刀:手の周りのオーラが白
  • カラミティエンド:手の周りのオーラが黄色と緑

さらにバーン本人も「渾身の力をこめて放つ最大最強の一刀」と言っていたように、アニメではカラミティエンドを放つ際の溜めが長くなっていました。

おそらくですが天地魔闘の構えのときは待ち構えているときにフェニックスウイングと同時に力を溜めており、そうでないときに繰り出すのはある程度の溜めが必要なのだと思われます。(もしくはただの演出)

ポップと仲間たち・魔の時代の描写がかっこいい

ポップと仲間たちがダイのもとに駆け付けて仲間がズラッと勢ぞろいするシーン、アニメでもやはりよかったです。

細かいところですがビースト君のみ原作とアニメで以下の違いがみられ、なんというか「えっへん」感が出ていました。

  • 原作:手を後ろに回している
  • アニメ:手を腰に当てている

またポップがバーンに言う最初のセリフである以下のセリフにも、アニメオリジナルの要素がありました。

おれたち全員を倒さなきゃ・・・ゲームオーバーにはならねえぜっ

引用元:ダイの大冒険」第93話「瞳の宝玉」

アニメオリジナルの要素があったのは以下の点です。

  • 「倒さなきゃ」のあとにポップがニヤッとする表情と「へっ」というセリフの追加
  • ゲームオーバーには「ならない」が「ならねえ」に変化

全員集合のシーンでポップが真ん中にいてパーティリーダーのようになっているだけでなく、大魔王であるバーンに対しても自信を感じさせるのが熱いです。

ポップが瞳の宝玉について「好都合」と言った際にヒムとラーハルトがポップを非難するシーンがありますが、元敵に怒られているのもまた面白いです。

さらにそのあとの「魔の時代 来たる」のワンシーンもアニメオリジナルで変更が加えられており、とんでもなく迫力のある作画でした。

オープニングテーマに新しく追加されたアバン・ラーハルト・ヒムがバーンの「天地魔闘の構え」に散るシーンも、早くもアニメで回収されました。

「天」「地」「魔」「闘」のカットインもすごいことになっており、今後の発売が期待される家庭用ゲーム「インフィニティストラッシュ」でのバーン戦での実装も期待したいです。

おわりに

第93話「瞳の宝玉」の感想をまとめます。

  • アニメならではのレオナ vs バーンの息づかいがすごかった
  • ダイ vs バーンの剣と手刀のぶつかりあいとカラミティエンドの溜め
  • ポップと仲間たち・魔の時代の描写がかっこいい

次の第94話は「絆にかけて」です。サブタイトルがいいですね・・。予告編ではダイたちが一方的にやられているシーンばかりでしたが、アニメでのポップの奇策に期待です。

ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。