【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第53話「ハドラーの挑戦」の感想

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第53話「ハドラーの挑戦」を視聴しました。

味方も敵キャラも、セリフの感情が絶妙だった回でした。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第53話「ハドラーの挑戦」の感想

第53話「ハドラーの挑戦」の感想をまとめます。

  • 恐れていたことが現実になったハドラーのセリフに共感
  • ミストバーンらしくないセリフが絶妙
  • ダイが息子・子供であることが久々に感じられる回だった

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

恐れていたことが現実になったハドラーのセリフに共感

ダイ&バラン vs ハドラー戦の前の会話シーンは、アニメになったことで各キャラのセリフからより感情が感じ取れるものでした。

その中でも特に表情や声から自信を感じ取ることができたのは、かつてダイとバランがタッグで立ち向かってくることを恐れていたことを話すときのハドラーの以下のセリフです。

今 その光景が現実になっている
それなのに今はむしろこの戦いを望んでいるのだから・・・不思議なものよ・・・!

引用元:ダイの大冒険 第53話「ハドラーの挑戦」

原作の連載当時にハドラーのこのセリフを見たときは、正直なところ意味がわかりませんでした。恐れていたことが起こってなぜ楽しいの?と・・。

しかし大人になった今見て見ると強く共感できます。たとえば以下のような要因によって考え方が変わることはあり得るからです。

  • 実力がついた
  • 自信がついた
  • 価値観が変わった

私の昔は海外が怖く地元に留まるのが好きだったものの、今では東京におり海外旅行も大好きなので、ハドラーの心境の変化も十分にありえることだと共感できます。

奇しくもこの直前に倒されたフェンブレンについての会話のとき、ハドラーのセリフに「捨て去ったはずの功名心や虚栄心」というワードがありました。

アニメ53話ではフェンブレンは開幕 1 分足らずで倒されてしまいましたが、フェンブレンがいなくなったことによってハドラーの覚悟や「吹っ切れた感」がより強くなったのだと想像します。

ミストバーンらしくないセリフが絶妙

ダイとハドラーが王宮に乗り込んでくることは「絶対にない」と言うバーンに対して、普段のミストバーンからは出ないであろうセリフがとても良かったです。

そのミストバーンらしくないセリフは以下のものです。

・・・はっ?

引用元:ダイの大冒険」第53話「ハドラーの挑戦」

原作の漫画でもセリフは同じですが、ミストバーンがバーンに対して使う言葉としてはタメ口のようでちょっと失礼では・・?と感じるものです。

アニメでは「絶対」と言い切るバーンの答えに、さらに意表を突かれたことが明らかにわかる口調なのが絶妙でした。

原作ではこれに続くバーンの以下のセリフが大きな太字になっており、その際のバーンのニヤリとした表情も印象的です。

・・・それは絶対にありえんことだミストバーン・・・
・・・あの2人が余の顔を見ることは決して無い

引用元:ダイの大冒険」第53話「ハドラーの挑戦」

アニメでもこのニヤリとした表情がさらに強調されており、いかにもバーンが黒の核晶(コア)という「悪いたくらみ」を持っていることが伝わってきました。

ここから先、少し別漫画の「HUNTER×HUNTER」のネタバレを含みます。

第53話を見て改めて、「黒の核晶(コア)ってズルくない?」と思いましたが、別漫画の「HUNTER×HUNTER」を見た後だと、さらに興味深く感じます。

「HUNTER×HUNTER」では、貧者の薔薇(ミニチュアローズ)という反則技のような爆弾が出てきますが、これを使ったのは人間側が人類を守るためという敵・味方が逆の展開でした。

どちらも目的のためには手段を選ばないという点で共通していますが、「HUNTER×HUNTER」とは逆の立場となるダイの大冒険では、バーンやヴェルザーのヤバさがさらに際立ちます。

ダイが息子・子供であることが久々に感じられる回だった

これまで強敵と戦ってきたダイが、バランの息子であり子供であることが久々に感じられる回だったように思います。

アニメの中でそう感じられたのは、たとえば以下のようなシーンでした。

  • 「けなげだな」というハドラーのセリフ
  • イオナズンで傷ついたダイをバランが抱えるシーン

バランが隣にいる描写が多かったこともあり、父親のバランと子供のダイという関係性を感じることができました。

それ以外にもアニメの作画で、どことなくダイが少しかわいく・幼く描かれてたように感じました。「誇りで勝てたら苦労はしないよ」のセリフの場面などです。

母さん(ソアラ)というワードを出されると「ぐぬぬ・・」となるバランも、よかったです。

1周年記念ダイ!感謝祭」のスタッフトークによると第57話でカイザーフェニックスが出てくる予定であるため、ダイとバランのタッグを見られるのがあと 3 話ぐらいと考えると少し寂しいですね・・。

おわりに

第53話「ハドラーの挑戦」の感想をまとめます。

  • 恐れていたことが現実になったハドラーのセリフに共感
  • ミストバーンらしくないセリフが絶妙
  • ダイが息子・子供であることが久々に感じられる回だった

次の第54話は「ハドラー対バラン」です。呪文も魔法剣も使えない苦しい戦いになりそうですが、戦闘シーンのアニメーションは楽しみです!

新アニメで描かれることが期待される、ダイの大冒険で押さえておきたい感動シーンは以下の記事にまとめています。