米国株に手を出した素人が一瞬で15万を損した話【失敗談と解決策】

米国株に手を出した素人が一瞬で15万を損した話

給料のほかにも収入の柱を増やしたいな・・

会社で年収を上げるのが難しい今の時代、こう考える方もいると思います。

筆者もこのように考え、収入源を増やす目的でアメリカの高配当株を買ってみました。

少しは勉強したにもかかわらず早速15万を損したので、その怖さと解決策をご紹介します。

米国株に手を出してこうやって15万を損しました

米国株で 15 万円を損した方法は以下です。

  • 最初に一気に450万円ほど株を買った
  • その後、株価の下落が発生

「15万を損した」というのは正確には含み損(まだ確定していない損)のことです。

実際に損を出したときの米国株の保有状況は以下でした。これでも回復してきたときなのでもっと損している時期もありました。

米国株の保有状況

それぞれの銘柄の概要は以下です。

  • VYM(アメリカのいろいろな会社に分散投資)
  • SPYD(アメリカのいろいろな会社に分散投資)
  • MO(アメリカのたばこの会社であるアルトリア・グループ)

VYM と SPYD は一つでいろいろな会社に分散投資できる ETF(Exchange Traded Fundsの略)と呼ばれるものです。

MOはアルトリア・グループという単体の会社の個別株です。2019年9月時点では配当利回りが多い(配当金がたくさん出る)銘柄です。

どれも配当金(株を持っている人が一定の周期でもらえるお金)を目当てに投資している銘柄です。

なぜ最初に多くの金額を米国株に突っ込んでしまったのか

米国株VYMを買った時点

一見正しそうに見える思い込みを、試さずにはいられませんでした。

投資金額が大きければ配当も多いと考えてしまった

高配当株への投資は、「配当金」といういわゆる不労所得を目的に行うものです。

この配当金は以下のように、投資した金額と配当利回りが多いほど高くなります。

  • 100万円を年利3%で運用すると一年で3万円
  • 1000万円を年利3%で運用すると一年で30万円

「だったら最初からたくさん投資しておけばいいのでは」と思い、それをそのまま実行してみたのが今回の結果です。

しかし最初に大きな金額を入れると、以下のようなデメリットがあります。

  • 買ったときよりも株価が下がった時の損も大きくなる
  • 株価が下がって買い増ししたいと思っても資金がない

株価が下がることがあるのは覚悟していたとはいえ、実際に下がるとけっこうな精神的ダメージがあります。

これは実際に買ってみないとわかりませんでしたが、最初に多くの金額を入れるのはやはりリスクがあると感じました。

手数料を都度支払うのがもったいないと思った

アメリカの株を直接買うときには、買付をするたびに手数料がかかります。

たとえば筆者が使っているSBI証券では、以下のように手数料がかかります。

  • 約定代金の 0.45% が手数料
  • 上限は 20 ドル

しかし手数料には上限があります。このため一度にたくさん買ったほうが以下のように金額を抑えることができます。

  • 4000ドル分を買うと 18 ドル(4000*0.0045)
  • 10000ドル分を買うと 20 ドル(計算だと45ドルになるものの、上限の20ドルに)

しかし一度にたくさん買うと、先ほどのように株価が下がった時の損が大きいことや、買い増しできないリスクがあります。

手数料は決して小さな金額ではありません。

しかし少しずつ買っていく手数料をケチって、高いときにたくさん株を買い株価の下落でもっと損をしたら元も子もありません。

素人が米国株に手を出して大きく損をしづらい方法

リスクを取るのもアリですが、大損しない方法に持っていけるのに越したことはありません。

ドルコスト平均法で毎月淡々と買っていく

「安いときにたくさん買って、高くなったら売りたい」

株を買うときに誰もが一度は考えることだと思います。

しかし株価のチャートを眺めていても、安いときを見極めて買うのは少なくとも素人には不可能です。これは実際に買ってみて痛いほどわかりました。

グラフの動きは1か月後はもちろん、1日後ですらどうなるのか予測がつきません。

投資にまわせる資金が多くても少なくても、以下のようなドルコスト平均法で買っていくことが損をしない一番の方法だと感じます。

  • 毎月など定期的に
  • 決まった金額を淡々と買っていく

決まった金額を少しずつ入れていくことで、株価が上がっていても下がっていてもとにかく淡々と買う形になります。

  • 株価が高いときは少しの株数を買う
  • 株価が安いときは多くの株数を買う

つみたて NISA の場合は毎月この方法で買っていますが、なぜか普通の米国株を買うときは「安い時に買ってやるぞ!」と思ってしまいました。

含み損(まだ確定していない損)を抱えてもすぐに売らない

今回は一時期、15万円ほどの含み損を抱えた時期がありました。しかし少しずつ株価が上がり、もとに戻ってきました。

この含み損を抱えている時期はかなり辛かったものの、すぐに株を売らなかったのは良い選択だったと思っています。

もし含み損を抱えた時点で売ってしまったら、本当に損が確定してしまうためです。

筆者の場合、そもそも米国株を持とうと思った理由や目的には以下のものがありました。

  • アメリカが今後成長していくことに期待する
  • 長期で株を持ち、配当を受け取り続ける

もちろん株価そのものが上がってくれたほうが嬉しいものの、すぐに売らずに配当金を長期で受け取り続けるという目的を見失わないことも重要だと感じました。

おわりに

素人が米国株に手を出して 15 万円を損した方法は以下です。

  • 最初に一気に450万円ほど株を買った
  • その後、株価の下落が発生

そこから学んだ、素人が米国株に手を出して大きく損をしづらい方法は以下です。

  • ドルコスト平均法で毎月淡々と買っていく
  • 含み損を抱えてもすぐに売らない

米国株を買ってみようか考えている方に、参考になれば嬉しいです。