超小型PCケース「DAN Cases A4-SFX v3」を1年間使った感想・レビュー


DAN Case A4-SFX v3 1年レビュー

自作 PC 用のケースはいろいろあって、どれにしようか悩みどころだと思います。

2018 年に買ったパソコンケース「DAN Case A4-SFX v3」を使い続けて 1 年が経ちました。

メリットやデメリットを含めて、実際に使い続けた感想をご紹介します。

DAN Cases A4-SFXとは

2017 年に設立した SFFLAB というスタートアップが出している、超小型の Mini-ITX デスクトップパソコンケースです。

私が買ったときv3でしたが、2019 年時点の最新はv4とバージョンが上がっています。

以下の公式サイトからの引用のとおり SFFLAB の創業者はドイツの Dan さんと Joshua さんという方で、DAN Cases という名前は Dan さんの名前から付けられているものと思われます。

SFFLAB is a collective of enthusiasts – founded in 2017 by Dan and Joshua

ケースの体積は 7.25 L で、サイズは以下のように超コンパクトです。

  • 幅:112mm
  • 奥行き:327mm
  • 高さ:205mm

ケースの前面には電源ボタンと USB ポートが一つ付いています。iPhone の同期の際に手軽に USB をつなぐことができます。

この小ささでありながら、GeForce GTX 1080 のような長いグラフィックボードにも対応しているところが大きな特徴です。

実際に対応しているグラフィックボードのサイズは、DAN Cases公式サイトの Specification の欄に載っています。

DAN Cases A4-SFXを使うと、日常生活がこうなります

パソコンデスクの上に置いてもジャマにならない

パソコンデスクの上に置いても、デカくてスペースを取るような圧迫感がありません。

こちらの写真は横幅 150cm、奥行き 75 cm IKEA のテーブルトップの左奥に DAN Cases を置いたところです。

IKEA LINNMON 右から

机の奥行きの半分も取らないぐらいの大きさです。

机の上に置けるので、電源ボタンを押したり USB ケーブルを挿しやすいです。

小さいながらもPCゲームが快適にプレイできる

Fortniteをやっていた習慣

ケースは小さいですが、PCゲームも快適にプレイできます。

Fortnite(フォートナイト)という PC ゲームを以下のスペックで半年ほどプレイしていました。

  • Intel Core i7 8700
  • GeForce GTX 1050 Ti
  • メモリ 32GB

さすがにゲームのプレイ中は CPU のファン回転数が多くなりますが、プレイできなくなるほどの温度になったことはありません。

GeForce GTX 1080 などにも対応しているので、さらに性能をアップさせることもできます。

DAN Cases A4-SFXのいまいちなところ

一部のパーツが Mini-ITX 用で少し割高になる

DAN Cases A4-SFX は Mini-ITX の寸法で設計されています。このためパーツも対応した大きさのものが必要です。

具体的には、以下のパーツが対応した規格である必要がありますが、これらは普通の大きさのものよりも一般的に少し高くなります。

  • マザーボード(Mini-ITX)
  • 電源(SFX)

自作PCの需要としては Mini-ITX は ATX などと比べて少ないと思われ、パーツの価格差は今後も縮まらないかもしれません。

逆に以下のようなパーツは、普通のものをそのまま使えます。

  • CPU
  • メモリ
  • グラフィックボード
  • SSD

最も高くなりがちな CPU やグラフィックボードはそのまま使えるので、小さいケースのために一部のパーツが割高になることを許容できるかが判断の分かれ目です。

パーツによりケース内のケーブルの取り回し難度が上がる

パソコンの電源のコンセントの向きによって、組み立ての大変さが違います。

DAN Cases A4-SFX をはじめて組み立てたときは、電源に「Silverstone SST-SX600-G」を使いました。

この電源はコンセントの向きが以下の画像のようになっており、ケーブルの取り回しは簡単でした。

DAN Cases A4-SFX GPU側組み終わり

ファンの音がうるさかったため、その後別の電源「CORSAIR SF600」に変えましたが、この電源はコンセントの向きが逆でした。

関連記事:PCの電源に「Silverstone SST-SX600-G」を使うのをやめて「CORSAIR SF600」に変えた理由

このためケーブルも逆側から取り回す形になり、収納するのが少し大変でした。

Corsair SF600 DAN A4 SFX v3 への取り付け

組み立てることはできましたが、コンセントがどちら向きでもケーブルが取り回ししやすくなると、より使いやすいケースになると感じました。

DAN Cases A4-SFXがおすすめなのはこんな人

DAN Cases A4-SFX がおすすめなのはこんな方です。

  • 小さいパソコンケースを探している方
  • ゲームや動画編集などの作業もやりたい方

ゲームや動画編集などでグラフィックの性能が必要なものの、ゴツゴツしたデカいケースは置きたくない方におすすめです。

もちろんブログ・プログラミング・オフィス作業といった用途にも使えます。

DAN Cases A4-SFXがおすすめできないのはこんな人

逆に以下のような方は、ほかのケースを選んだほうが良いかもしれません。

  • グラフィックボードを2枚以上、取り付けたい方
  • 大きい水冷CPUクーラーを取り付けたい方

ケースの構造上、DAN Cases A4-SFX にはグラフィックボードを取り付けるスペースが 1 枚分しかありません。

また CPU クーラーも付けられる高さに限界があるため、ほとんどの水冷クーラーは取り付けることができません。(フタを開けっぱなしにすればできるかもしれませんが・・)

SLI で複数グラフィックボードにしてバリバリ水冷したい、という方には向かないと思います。

DAN Cases A4-SFXの値段は安い?高い?

DAN Cases A4-SFX v3 前面

DAN Case A4-SFX は、はっきり言ってほかの Mini-ITX ケースと比べて値段は高いです。

しかし SFFLAB のウェブサイトだけでなく、Amazon でも取り扱われるようになって買いやすくなりました。

少し高いとはいえ、パソコンのケースはそうそう買い換えるものでもありません。

1 日あたりで見れば、この小ささに愛着を感じて長く大事に使っていく方には値段以上の価値をもたらしてくれます。

おわりに

DAN Cases A4-SFX の魅力をもう一度まとめます。

  • パソコンデスクの上に置いてもジャマにならない
  • 小さいながらもPCゲームが快適にプレイできる

小さくてかわいい、愛着がわくパソコンケースです。ケースをお探しの方の参考になれば嬉しいです。

明るいカラーが好みの方にはシルバーもあります。筆者も色はちょっと迷いました。