【経験談】私が不登校の引きこもり大学生になった原因とすべきだった対策

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私は大学生のころ 2 年間、不登校・引きこもりの生活を続けていた時期がありました。人生で初の挫折でした。

この記事では実際の体験をもとに以下の順番で記載します。

  • 不登校・引きこもりになった原因
  • すべきだった対策

ご自身や周りの方が不登校や引きこもりでお悩みの方に、ひとつの参考となるはずです。

不登校の引きこもり大学生になる前にするべきだった対策

結論からお伝えすると、不登校や引きこもりになる前にすべきだった対策は以下です。

  • プライドを捨てる
  • 学校で一人でもいいから友達を作る
  • 学校以外にも居場所や打ち込めるものを作る

この理由を実際に 2 年間引きこもって不登校だった体験からお伝えします。

私が不登校の引きこもり大学生になった原因

以下のような原因により、私は不登校の引きこもり大学生になりました。

  • プライドだけは高かった
  • 大学に入った当初、友達がなかなかできなかった
  • ネットゲームで現実逃避した

それぞれどんな状況だったのかは詳しく後述します。

大学生で引きこもりの生活を続けていた時期

引きこもりの生活を続けていたのは、大学に入学した 1 年目から、2 回目の留年が決定するまでの 2 年間です。

単位が足りず大学 1 年生で 2 回も留年したため、結果的に大学 1 年生を 3 回もやることになりました。

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次は引きこもりになった原因です。

私が不登校の引きこもり大学生になった3つの原因(実際の体験から)

不登校の引きこもりになった 3 つの原因を 1 つずつ見ていきます。

プライドだけは高かった

1つ目はプライドだけは高かったことです。

この理由は小学校や中学校のころにそこそこ成績がよかったことを大学になっても引きずっていたためです。

中学校ぐらいまでは学校での授業にも問題なくついていくことができ、宿題や塾での勉強も難なくこなしていました。

テストの順位や成績が悪いと親に叱られることもありましたが、中学のころのテストでは大体いつも学年で上位 10%には入っていたこともあり、この頃からプライドの高さが形成されていったのだと思います。

しかし高校に入ってだんだんと授業についていけなくなりました。高校 1 年のおわりごろにインターネットやネットゲームを知り、これらに夢中になり勉強の時間が減ったことが一因です。

高校 3 年になると大学入試を意識しはじめるようになりますが、身の程を知らなかった私は以下のような考えでどこかの国立大学には入れるだろうと思っていました。

  • 自分ならなんとかなるだろう
  • まだ自分は本気を出していないだけ

当然ネットゲームに貴重な時間を吸われていた私の学力では国立大学に入れるわけもなく、結果的に入学したのはスベリ止めで受けた私立大学でした。

大学に入った時点でも「自分が入るべき大学はこんなところじゃない」と本気で思っていたほど、プライドだけが高かったです。

大学に入った当初、友達がなかなかできなかった

2つ目の原因は大学に入学した後、友達がなかなかできなかったことです。

大学では地元を離れ、別の件に引っ越して一人暮らしをさせてもらっていました。

同じ高校出身の同級生は居たようですが、知り合いはおらず完全に一人ぼっちからのスタートです。

同じマンションに住んでいた同級生で声をかけてくれた人もいましたが、先に出てきたとおりプライドだけは高かった私は特に仲良くなろうともしませんでした。

大学に入った当初は講義に出ていましたが、もともと自分から進んで声をかけるようなタイプではなく、いつも 1 人で授業を受けていました。

やがて以下のように考えるようになり、大学に行く回数がだんだんと減っていきました。

  • 大学に行ってもつまらない
  • 一人がつらい

この時点から引きこもりがちになりますが、次が最後のトドメです。

ネットゲームで現実逃避した

3つ目の原因はネットゲームで現実逃避したことです。

大学に楽しみを見出せなかった私の唯一の楽しみは、高校生のころから続けていたネットゲームでした。

ネットゲームをやっているときだけは、学校のことや時間を忘れることができたためです。

以下が引きこもり生活のときにやっていたネットゲームです。

  • Helbreath(ヘルブレス)
  • リネージュ II
  • Master of Epic(マスターオブエピック)

それぞれ少しだけ説明させてください。

Helbreath(ヘルブレス)

Helbreath(ヘルブレス)の思い出

マイナーゲームだったのでご存知ない方が多いと思いますが、韓国産の 2D 画面の MMORPG です。

魔法や武器を使った PvP(プレイヤー対プレイヤーの戦い)が大きな特徴のゲームでした。今でも思い出に残っている最高のゲームです。

リネージュ II

リネージュIIの思い出

Helbreath(ヘルブレス)に飽きたころ始めたのがリネージュ II です。2019 年現在でも PC・スマホでサービスが続いているゲームです。

初めてプレイする 3D 画面のネットゲームで、グラフィックも美しくハマるまでに時間はかかりませんでした。

リネージュ2 レボリューション
Netmarble Corporation

ウォリアー(戦士)やクレリック(回復職)などの職業があり、パーティープレイ・チャット・広い世界の冒険が面白く、2 年近くプレイしました。

やりすぎた私が悪いとはいえ、人生を狂わせるぐらいにドップリとハマったゲームでした。

Master of Epic(マスターオブエピック)

Master of Epic(マスターオブエピック)の思い出

リネージュ II を人間関係に疲れてやめた後にはじめたのが Master of Epic(マスターオブエピック)です。2019 年現在でもサービスが続いているゲームです。

時代を行き来することができる特徴があり、レベルではなくスキルを上げて色々な職業を楽しめる Present Age(現代)や、PvP(対人戦)を楽しめる War Age(ウォーエイジ)など魅力的な要素が盛りだくさんでした。

ネットゲームにこれほどまでにハマってしまう理由

2 年間の引きこもり生活でネットゲームにどっぷりとハマりました。

これほどまでにハマった理由は現実世界では認められることがなくても、ネットゲームの世界では周りからの承認欲求を満たすこととが簡単だからです。

例えばリネージュ II のとき私はタンカー職(モンスターの攻撃を引き受ける壁のような役割)をプレイしていました。

タンカー職では以下のような立ち回りをすると、一緒にプレイしている仲間から感謝され、承認欲求が満たされます。

  • 敵を倒したらすぐ次の敵に向かう
  • 仲間が攻撃されそうになったらモンスターを引き付ける

その他のゲームでも、レベル上げで手に入れた強力な技や魔法で対戦相手を倒したときなどに優越感が得られました。

この繰り返しによってどんどんゲームから抜けられなくなってきます。

次に、どうすれば引きこもりにならずに済んだのか考察です。

不登校の引きこもり大学生になる前にするべきだったこと

引きこもりになる前にするべきだった 3 つのことを 1 つずつ見ていきます。

プライドを捨てる

1 つ目はプライドを捨てることです。

自分はこんなはずじゃない・自分は周りとは違う、といったプライドを持っていて良いことは一つもありません。

また、意外にも周りの人は自身が気にしているほど自分のことは見ていません。

プライドを捨ててしまうとラクです。

学校で一人でもいいから友達を作る

学校に一人でも友達がいると、学校に行くモチベーションが上がります。

実際に私が引きこもり生活を終えたときも、真っ先にやったのは友達作りでした。

知らない同級生に最初の一声をかけるのは勇気がいりますが、「これを言ったらどうなるかな?」という反応を見るだけの実験をしてみるつもりだと、声がかけやすいです。

私がはじめて友達作りを試したときに言ってみたのは、講義で隣に座っていた人に「よかったらお昼べにいかない?」でした。

これははじめ断られて心が折れかけましたが、午後の授業が終わった後に

さっきは断ってごめん・・カップラーメン持ってきてて・・

と逆に相手から声をかけてもらい、そのあと大学卒業までの 4 年間授業を共にする友人になることができました。

学校以外にも居場所や打ち込めるものを作る

学生の場合は夕方か少し前の時間まで授業がありますが、学校やサークル活動以外の時間も打ち込めることがあると、人生そのものが充実してきます。

私がとった行動はアルバイトのシフトをとにかく入れて暇な状態を作らないことでしたが、そのほかに打ち込めるものとして以下のような例があります。

  • 筋トレする
  • プログラミングを学びなにか作ってみる
  • ブログやYouTubeなどで役立つ情報を発信する

ゲーム配信者になるという選択もありますが、ゲームそのものに入れ込みすぎないように注意が必要です。

おわりに

不登校や引きこもりになる前にすべきだった対策をもう一度まとめます。

  • プライドを捨てる
  • 学校で一人でもいいから友達を作る
  • 学校以外にも居場所や打ち込めるものを作る

人生に挫折はつきものですが、それと同時に大きく考え方を変えたり成長できるチャンスでもあります。

この記事が少しでも不登校や引きこもりについてお悩みの方の参考になれば幸いです。

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