日系企業が合わないあなたに外資系企業を強くおすすめする6つの理由


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日系企業に勤めているけど、評価されないし給料が全然上がらない・・しかも働いてないおじさんが自分より給料をもらってて嫌になる・・

外資系企業の30代サラリーマンがこんな悩みにお答えします。

筆者は日系企業から外資系企業に転職して 4 年が経ちました。両方を経験してみて外資系企業のほうが明らかに自分に合っていると感じます。

この記事は日系企業に理不尽さを感じ、環境を変える選択肢を考えている方向けです。同じ日経企業でずっと働き続けたい方が読んでも価値がありません。

「でも外資系企業って日系企業とどんな違いがあるの?」と思われますよね。

この記事では新卒で日系企業に入り、今は外資系企業で働いている実際の体験をもとに以下を解説します。

  • 日系企業と外資系企業の違い
  • 日系企業が合わない人に外資系企業を強くおすすめする理由

年齢だけにとらわれず、実力に応じた見返りがある環境で働くための方法がわかります。

なぜ日系企業が合わない人に外資系企業を強くおすすめするのか

日系企業が合わない人に外資系企業を強くおすすめする理由は 6 つあります。

  • 若くても昇級したり、給料が上がるチャンスが多い
  • 中途採用が当たり前なので転職に気負わなくていい
  • フィードバックしあえる環境がある
  • 上下関係のしがらみにとらわれない
  • くだらないハラスメントにイライラしなくていい
  • 役割が決まっているため専門性を伸ばせる

とくに今20代~30代前半の方は、年功序列の会社で働き続けるリスクもあります。

あくまで外資系企業のうちひとつの例ではありますが、この理由を一つ一つ詳しく解説していきます。

筆者について

2016 年まで 7 年間、地方の日経企業(小さい会社)で働きました。

その後、東京の外資系企業に転職して 4 年が経ちました。

転職した時のいきさつや理由については、ブログ記事「地方の中小SIerを退職し、東京の外資系IT企業に転職します」にも詳しく書いています。

それでは日系企業が合わない人に外資系企業をおすすめする 1 つめの理由です。

日系企業が合わない人に外資系企業を強くおすすめする6つの理由

日系企業と外資系企業の違いとあわせて解説していきます。

若くても昇級・給料が上がるチャンスが多い

優秀な人なら年齢が低くてもどんどん昇進(プロモーション)や昇給できます。

これは年功序列で役職や給料が決まっていく形ではなく、成果主義のためパフォーマンスや結果を出している人が評価されていくからです。

今の職場には私より年下の 20 代でも、私より上の職級の人が普通にいます。チームメンバーからの信頼が厚く、誰が見てもその職級にふさわしいという人ばかりです。

筆者は日本の企業で働いていた時は新卒から 30 代の前半まで 1 回も昇進できませんでしたが、転職してからは 3 年で 2 回の昇進(プロモーション)を経験できました。

ちなみに筆者は決して優秀とはいえません。大学で 2 回も留年したほどです。

昇進できたのは以下のように運の要素もあったというのが正直なところです。

  • 転職先の仕事が、調べるのが好きという自分の特性に合っていた
  • チームやマネージャーに恵まれた

しかし前職の一般的な年功序列の日本の企業では、職級が上の年下の人がいるというのはありえませんでした。

日系企業では仮に仕事で結果を残しても、何歳までは昇級できないというルールがあることが多いためです。

中途採用が当たり前なので転職に気負わなくていい

中途採用が当たり前なので、新卒じゃなくて浮くのでは・・と気負う必要がありません。

実際に筆者の会社ではチームのほぼ全ての人が中途採用で、他の会社から転職してきた人です。

「ほぼ全て」と書いたのは新卒採用や第二新卒で入社してくる方も少しはいるためです。

転職する前の日系企業では新卒の一括採用が主流で、30~40代で転職してくる人は稀でした。

一方、外資系の企業では 50 代で転職してくる人もいます。

転職してくる前の会社は以下のようにいろいろなバリエーションがあります。

  • 外資系の企業
  • ベンチャー企業
  • 中小企業

いろいろなバックグラウンドを持つ人・特定の分野に詳しい人がいるため、お互いの苦手な分野をカバーしあえるというメリットもあります。

転職前は中途採用が自分以外にあまりいなかったらどうしよう・・と心配していましたが、こんな心配は必要ありませんでした。

フィードバックしあえる環境がある

特定の人と 1 対 1 で話す「1 on 1」というものが、ごく普通に行われています。ここで相談したり、お互いにフィードバックしあうことができます。

マネージャーと月に 2 回ぐらい行われる定期的なものもありますが、あまり話したことのない人にいきなり申し込んでも OK です。

1 on 1 では主に以下のようなことを行います。

  • 困っていることの相談
  • こうするともっと良いですねというフィードバック

特にフィードバックでは言われないとなかなか気づけないようなことを教えてもらったり、逆に自分が相手に伝えたりすることができます。

自分がやる場合はまだまだフィードバックの方法は改善の余地がありますが、以下のような点が重要です。

  • 主観的な意見を伝えない
  • 事実にもとづいてどんなインパクトがあるのかを客観的に伝える
  • 感情的にならない

日本の企業に勤めていたころは課長との形式的な面談が半年に一回あるぐらいでした。

1 on 1 はフィードバックをする・フィードバックをもらう機会として使えたり、普段話さない人とも話すきっかけにできたりと良い仕組みだと思います。

上下関係のしがらみにとらわれない

同僚の間での呼び方は「~さん」や、中には本名ではなくニックネームで呼ばれている人もいるぐらいフラットな上下関係です。

マネージャー(上司)の名前を呼ぶときであっても、「~さん」で呼びます。

これは部署や役割(ロール)はあるものの、主任・係長・課長といったような肩書きがないためです。

日本の企業に勤めていたころは「役職を付けて呼ぶように」という決まりがありましたが、これと比べると年下・年上にかかわらずフラットな関係です。

くだらないハラスメントにイライラしなくていい

外資系企業ではいわゆるセクハラ・パワハラなどに代表されるハラスメント行為に非常に厳しいです。

これはただ「やりません」と社内規定に書かれているだけのものではなく、以下のようなレベルでガチで徹底しています。

  • 入社時にハラスメントは絶対しませんという内容の誓約書を書く
  • 定期的にハラスメントに関するトレーニングがある
  • ハラスメントすると懲戒解雇もありうる

またチャットなどで誰かが不快になりそうな雰囲気になると、誰かしらが以下のような発言をし「自浄作用」が働きます。

そのへんにしとこうか

相手がハラスメントと受け取りうる他の例では、インドの同僚に注意したいこと(フィードバック)がある場合に、以下のようなやり方は避けたほうが良いというのが印象的でした。

  • いきなり上司だけにフィードバックする
  • ほかの大勢がわかるような形で注意する(晒す)

これはインドの人が上下関係を重視する傾向にあるためとされています。

はじめに本人にもフィードバックすることを伝え、その後上司も巻き込むように段取りをつける方法が好ましいです。

一方、日本の中小企業に勤めていた時は朝礼で行動指針を読み上げる時間があり、その中に「セクハラ・パワハラはしません」といったような項目がありました。

しかし実際のところは以下のような例をいくつも見てきました。

  • (女性が)会社の飲み会で体を触られてとても不快な思いをした
  • 大勢が見ている前で怒鳴られる

とくにセクハラについては外資系なら本当にクビになります。

ハラスメントに対する考えは、人種などに多様性のある外資系企業ならではだと思います。

役割が決まっているため専門性を伸ばせる

役割が決まっているため専門性を伸ばせるという特徴もあります。

外資系の企業で募集をかける際には、そのポジションの Job Description(ジョブ・ディスクリプション)で、必要とされるスキルが細かく定義されています。

ジョブ・ディスクリプションは職務の内容を詳しく表したもので、以下のようなポジションごとにどんなスキルを持った人が望ましいか等が決まっています。

  • アカウントマネージャー(セールス)
  • ソフトウェア開発エンジニア(技術職)
  • ビジネスアナリスト(事業開発)

筆者は日系企業に勤めていたときは「システムエンジニア」という職種でしたが、実際には以下のような幅広いことをやっていました。

  • ヘルプデスク・保守
  • システム設計・開発
  • パソコン設置作業
  • iOS アプリ作成
  • 見積り・契約書作成

いわゆる「なんでも屋」のようなイメージです。

外資系企業でも「自分の仕事だけやっていれば良い」というわけではありませんが、役割は明確に分かれています。

おわりに:日系企業が合わない方は環境を変えましょう

日系企業が合わない人に外資系企業を強くおすすめする6つの理由をまとめます。

  • 若くても昇級・給料が上がるチャンスが多い
  • 中途採用が当たり前なので転職に気負わなくていい
  • フィードバックしあえる環境がある
  • 上下関係のしがらみにとらわれない
  • くだらないハラスメントにイライラしなくていい
  • 役割が決まっているため専門性を伸ばせる

6つ書きましたが、やはり給料や昇給の仕組みが全く違うのが最もデカいです。

筆者の経験上、能力があるのに年功序列で20~30代の給料が上がらない時期を耐えるのは、正当な評価・報酬を得られる環境で働くことと比べて機会損失が大きいです。

しかし日系企業から外資系へ転職するのは不安が大きく、最初の一歩を踏み出すことは簡単ではありません。

現在の仕事を続けながら応募して選考を進めるだけならノーリスクですが、職務経歴書を作ったり採用試験・面接の対策をするのは時間がかかり、働きながらだとツラいものがあります。

そこで外資系企業に対してノウハウを持っている転職エージェントを使い、現在のあなたの状況を考慮してもらったうえでサポートしてもらうのがおすすめです。

特に外資系に特化している転職エージェントは採用プロセスのノウハウも豊富で、うまく使えば面接を有利に進められる可能性も高まります。

以下の転職エージェントは企業から報酬をもらっているので無料で利用でき、5分もあれば登録できます。

  • JAC Recruitment ※外資系企業に特に強みを持つエージェントで、東証一部に上場している企業です
  • リクルートエージェント ※特化型ではありませんが、リクナビのリクルートが運営する転職エージェントの最大手です

とくに昔の私と同じ20代でがんばっても給料が上がらない方は、ぜひ外資系の企業にチャレンジしていただきたいです。

10年後や20年後に「あの時チャレンジしておけばよかった・・」と後悔するかどうかを決めるのは、今のあなたです。

日系企業が合わないと感じている方の参考になればうれしいです。