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一定の間隔で決まった処理を自動的に実行するにはCronやタスクスケジューラを使う方法がありますが、それだけを無料で提供してくれるサービスはあまりありません。
そこで指定したURLを定期的に実行できる「cron-job.org」が無料で手軽に使えたので、使い方をメモします。
cron-job.orgとは
URLとスケジュールを設定しておくだけで、指定したURLに定期的にアクセスしてくれるドイツのサービスです。スケジュールは以下のように指定することが可能です。
- n分毎に実行(最短1分毎)
- 毎日指定した時間に実行
- 毎月指定した日にち、時間に実行
- カスタム設定(毎月の日にち、曜日、時間)
ジョブが失敗した時や、最後の失敗の後に成功した時にメールで通知することも可能です。
cron-job.orgの使い方
会員登録とジョブ設定をするだけで簡単に使うことができます。サイトの言語はドイツ語のみのため、Google翻訳経由でサイトを閲覧したほうがわかりやすいかもしれません。
会員登録
cron-job.orgのサイトを開き、メニューの「Registrieren」を開きます。
会員登録に必要な情報を入力します。項目の意味は下の画像に記載していますので参考にしてください。
「Kostenlosen Account erstellen」ボタンを押すと会員登録が完了しますが、その前に利用規約とプライバシーポリシーを確認しておく必要があります。特に注意が必要なのは以下の部分でしょうか。
- 所有者/管理者など明示的な許可があるURLのみスケジュール登録できる
- 事前通知なしにサービス終了またはアカウント削除するかもしれない
利用規約:cron-job.org – Bedingungen
ジョブの作成
会員登録が完了したらメニューの「Mitglieder」よりメールアドレスとパスワードを入力して会員画面にログインします。
ログイン後画面では最初は何も表示されませんが、Cronジョブを設定していると直近の10回のジョブ実行結果が表示されます。
画面左上の「Cron-Jobs」ボタンからジョブ一覧画面を開きます。
ジョブ一覧画面で「Cron-Job erstellen」ボタンを押して新規ジョブを作成します。
ジョブ作成画面で定期実行したいURLや実行間隔、通知する条件を設定します。各項目の意味は画像を参考にしてください。
条件入力が完了したら「Cron-Job erstellen」ボタンでジョブを登録します。以降は条件指定した時間になったら自動的に設定したURLを実行してくれます。
ジョブの編集と有効化・無効化
設定したジョブは「Bearbeiten」ボタンから編集が可能です。
また編集画面の「Allgemein」ではジョブの有効化・無効化を切り替えることができます。チェックが入っているとジョブが有効な状態です。
おわりに
最低実行間隔は1分ですが、完全無料で指定したURLを定期実行できるのは嬉しいですね。ドイツ語なので最初は手間取りますが登録方法さえ覚えてしまえば様々なことに利用できそうです。