【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第43話「最強剣激突」の感想


【2020年版】アニメ「ダイの大冒険」第43話「最強剣激突」の感想

こんにちは、fidnです。ダイの大冒険の約30年のファンです。

前回に続き、2020年版ダイの大冒険のアニメの第43話「最強剣激突」を視聴しました。

原作との違いや心に残ったシーンをふまえて、長年のファンの視点で以下のスタンスで感想を書きます。

  • 原作や1991年版のアニメとネガティブな比較はしない
  • 監督・声優さん・作曲家さんなど制作陣をリスペクト

注意点としてこの記事はアニメだけでなく、原作のネタバレも含みます。

今回も原作すべてとアニメを見ていない方はこの先を絶対に見ないでください。きっと後悔します。

原作とアニメを見た方は、続きをお読みいただければと思います。

2020年版アニメ「ダイの大冒険」第43話「最強剣激突」の感想

第43話「最強剣激突」の感想をまとめます。

  • ハドラーかっこいい・細かなギミックの追加も
  • 神になったザボエラ
  • 雲の上のおいかけっこ・感情がこもったポップの叫び

続いて、感想をそれぞれ詳しく書いていきます。

ハドラーかっこいい・細かなギミックの追加と魔炎気の説明も

前回の第42話では少しの登場だったハドラーが、超魔生物としてカラーになり、フルで登場しました。

ところどころにゴールドの色があしらわれていたり、メタリックな質感になった脚や腕、一目見て「つよそう」なのがわかる見た目で、敵ながらかなりカッコいい仕上がりです。

ダイが超魔生物ザムザとハドラーを重ね合わせる場面がありましたが、全体的に明るい色だったザムザと比べてハドラーはシックな色合いで、ボス感が強くなっていました。

また、以下のシーンではハドラーの体にメカっぽいギミックも追加されていました。

  • 覇者の剣が出てくるとき
  • 肩の翼を広げて飛ぶとき

ハドラーの覇者の剣は普段、ダイの剣のように封印されているわけではないと思われますが、剣が出てくるときのアニメーションはどことなくダイの剣のロックが解除されるときの動きと対応しているように感じました。

ピロロによる魔炎気の解説が追加

原作では 2 コマで完結に説明されていた魔炎気でしたが、ピロロによる詳しい解説が追加されいました。

原作のダイ vs ハドラー戦での魔炎気の説明は以下のとおりです。

キルバーン「この暗黒闘気は・・・まさかっ!?」
ミストバーン「・・・・・・魔炎気!!!!」

引用元:ダイの大冒険 文庫版 第11巻 p.75

一方でアニメ第43話では、上記に加えてピロロが以下のように語っています。

魔炎気だよ!ま・え・ん・き!
生命エネルギーを限界以上に燃え上がらせる暗黒闘気のことだ・・覚えとけっ!

引用元:ダイの大冒険 第43話「最強剣激突」

暗黒闘気に加えての炎がどこから来ているのか疑問でしたが、ハドラーの生命エネルギーが炎の燃料となっていたようです。

生命エネルギーといえばヒュンケルのグランドクルス、危険な例ではノヴァの命の剣などが思い浮かびますが、キャラクターごとに生命エネルギーの使い方にオリジナリティがあるのは興味深いです。

神になったザボエラ

アニメオリジナルで、ザボエラがダイ vs ハドラーを水晶玉で観戦するシーンが追加されていました。

シリアスな戦闘シーンのあとで急に「わしが育てた」と豪語するザボエラに切り替わり、思わず笑ってしまいました。

ここでザボエラは自らを「わしこそが神じゃ」と言っており、その理由を以下のように語っていました。

  • 竜の騎士は神が作り、超魔生物はザボエラが作った
  • 超魔生物が竜の騎士を超えた
  • よってザボエラは神を超えた

いわゆる三段論法というやつでしょうか。一見すると正しそうに見えますが、以下のような穴もあるように思います。

  • ダイは鬼岩城との戦いのあとでちょっと不利
  • 超魔生物の完成はザボエラ一人のものではない(ザムザの協力やデータが必要)
  • ベースとなるハドラーの肉体はバーン製
  • バーン考案の「アレ」のほうが強い(ほかの神の存在)

バーン考案の「アレ」はストーリーの核心に関わるとんでもないネタバレのため、ここから先は原作を未読の方は見ないことをおすすめします。(もう一度念のため)

バーン考案の「アレ」は、反則級の以下のやつです。

  • 老バーンと若バーンの肉体分離
  • 若バーンへの凍れる時の秘法での無敵化
  • ミストによる操り

頭脳で神を超えたと言いたいザボエラですが、実戦を別にしても魔界の神であるバーンを超えているとは言い難いでしょう。

・・・というのは置いておきましょう。このシーンはザボエラが嬉しがっている姿を見て楽しむシーンだと思います。

なにせザボエラはこの闘いの後、ハドラーから理不尽とも言える扱いを受ける羽目にもなりますし・・。

雲の上のおいかけっこ・感情がこもったポップの叫び

ポップがダイを連れて逃げ帰ろうとするシーンで、ハドラーとの空中でのおいかけっこがありました。

この流れは原作でもありましたが、アニメでは雲の上の高度を飛び回る展開になっており、スケールの大きさに興奮しました。

またダイとハドラーが相打ちになったあとにポップが必死になって氷山の辺りを飛び回ったり、海に顔をつけて探し回るシーンがアニメオリジナルで追加されていました。

ダイが負けるはずがないというポップの思いが、セリフに加えて表れた行動だと思います。

ダイが額に付けていた飾りが海に沈みながら赤くキラリと光るシーンも、今後の伏線になっておりこだわりを感じます。

セリフでは、最も感情がこもっていたと感じたのは以下です。

出てきてくれよダイ!!はい上がってきてきてもう一度反撃してくれよおおっ!!!!

引用元:ダイの大冒険 第43話「最強剣激突」

のどが枯れそうになるような声でのこのセリフ、改めてポップ役の豊永利行さんによる感情の入り方のスゴさを感じました。

おわりに

第43話「最強剣激突」の感想をまとめます。

  • ハドラーかっこいい・細かなギミックの追加も
  • 神になったザボエラ
  • 雲の上のおいかけっこ・感情がこもったポップの叫び

キルバーンが改めてポップに狙いをつけたシーンで終わるあたり、展開がわかっていてもハラハラします。

次の第44話は「氷河に消えた勇者」です。予告編ではついに大魔王バーンが登場しそうで、またしても記念すべき回になりそうです。