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お肉ってフライパンで焼くと水分が飛んでパッサパサになるし、茹でても固くなってうまく料理できないな・・
こんな悩みを解決して自炊が楽しくなるアイテム、それが低温調理器です。
低温調理器をいろいろ比較して選び、使ってみて 1 か月ほどになりますがマジで買ってよかったです。
この記事では低温調理の簡単な説明と、買ってみた低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」について、以下をレビューします。
- Anova Precision Cooker Nano で生活がこう変わる
- いまいちなところ
- おすすめできる人・できない人
一人暮らしの男性はもちろん、家族でおいしい料理を楽しみたい方にも参考になるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」とは
- なぜ Anova Culinary 社の低温調理器を選んだの?
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のサイズ感
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」の使い方
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」で生活がこんなに変わりました
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のいまいちなところ
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」がおすすめなのはこんな人
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」がおすすめできないのはこんな人
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」の値段は安い?高い?
- 低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のパッケージ
- おわりに
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」とは
「Anova Precision Cooker Nano」はアメリカの Anova Culinary社が販売している低温調理器です。
低温調理器とは水温を一定に保ってお肉や魚、卵などさまざまな食材を料理するための道具です。
「水温を保つだけ?そんなのわざわざ必要?」と思われるかもしれません。
私もそう思っていましたが、食材に温度が一定に伝わることで今まで食べたことのない食感を味わうことができます。
外出自粛の期間に、前からやりたかった低温調理をはじめました????
▶️鶏ムネ肉が肉汁が出るほど柔らかに
▶️普通の卵がクリーミーな温泉卵に
▶️設定してほっとくだけで失敗なしまちがいなく個人的な今年買ってよかったものランキング入りです pic.twitter.com/Fn3d7mtbJf
— fidn@サポートエンジニアブロガー (@lancork) May 25, 2020
たとえばお肉を調理するときの以下のような悩みがなくなり、プロ級の料理を簡単につくれます。
- フライパンで焼くと固くなる・水分が飛んでパッサパサになる
- 沸騰したお湯で茹でると旨味が逃げて味が薄くなる
スーパーで 100g 80円ぐらいで買える安い鶏むね肉でさえ、やわらかくジューシーに仕上がります。
なぜ Anova Culinary 社の低温調理器を選んだの?
低温調理器は様々なメーカーが販売しており、Amazonでも安いものだと数千円から買うことができます。
しかし以下の 3 つの理由で「Anova Precision Cooker Nano」を選びました。
- Anova社は 2013 年から低温調理器を販売しており、他のメーカーと比べて老舗
- 大きさが小さい
- Bluetoothでスマホからも操作できる
とくに大きさの点で「Anova Precision Cooker Nano」を選んで大正解でした。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のサイズ感
「Anova Precision Cooker Nano」の大きさはだいたい以下のとおりです。
- 高さ:32.5cm
- 棒の直径:5.5cm
- 操作パネルの直径:7.7cm
- 重さ:700g
ほかの低温調理器と比べ、小さいサイズなのが特徴です。
実は「Anova Precision Cooker Nano」の前にアイリスオーヤマの低温調理器も買っていました。
しかし高さが 40cm あり、届いた箱も想像よりかなり大きかったため、使う前に返品しました。
自分にとっては低温調理器を選ぶうえで、キッチンを圧迫しないサイズが重要でした。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」の使い方
使い方は簡単で、大まかには以下のとおりです。
- 食材と調味料を袋に入れ、できるだけ空気を抜く
- 高さのある鍋などに水を張る
- 鍋に食材の袋を入れ「Anova Precision Cooker Nano」をセットする
- 時間と温度を指定してスタートボタンを押す
たとえば鶏むね肉の場合、まずジップロックなどに食材と調味料を入れます。
ジップロックのチャックを7割ぐらい閉め、水に沈めて空気を抜きつつチャックを完全に閉めます。これでほぼ真空にできます。
「Anova Precision Cooker Nano」をセットし、時間と温度を指定してスタートボタンを押します。
時間になったら音が鳴るので、食材を取り出します。
鶏むね肉の断面がキラキラするほど肉汁が閉じ込められ、ジューシーに仕上がります。
「Anova Precision Cooker Nano」の温度の表示設定を変える方法
「Anova Precision Cooker Nano」は初期状態だと温度の表示が華氏(°F)になっています。
これを摂氏(°C)に変えるには現在の温度ボタン(一番左のボタン)を 3 秒長押しします。
摂氏(°C)の表示に変わりました。
この方法は Anova 社の公式サイトにも記載があります。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」で生活がこんなに変わりました
まずは低温調理器を使ってみて、生活で変わったところです。
鶏むね肉と卵がごちそうとして立ち上がってくる
スーパーで安く買える鶏むね肉や、10個パックの普通の卵が最強のごちそうに変身します。
「鶏むね肉ってこんなに柔らかくて美味かったのか・・」というのが正直な感想です。
普通の卵も 63度で 1 時間ほど調理すれば、クリーミーな温泉卵に変身します。
トロトロの黄身が美味しすぎて、温泉卵を 4 個ずつ生産するのが日課になっています。
スイッチを入れて放っておくだけで料理が完了
温度と時間を設定し、スイッチを入れて放っておくだけで料理が終わります。
「今日は自炊しようかな・・でもめんどくさいな・・」と思っている 5 分があれば調理が終わります。
鍋に食材が入ればお肉と卵など、複数の食材を一緒に調理することもできます。
失敗しない
温泉卵をつくるとき、今までは火力の調整や時間の調整がヘタで以下のような失敗を何度もしてきました。
- 固すぎてゆで卵になってしまう
- 半熟のゆで卵になると卵の殻がうまく剥けない
- 時間が短すぎて生卵になってしまう
しかし「Anova Precision Cooker Nano」を使いだしてからは、失敗なしで完璧な温泉卵が作れています。
鍋や低温調理器を汚さないため、鍋に直接卵を入れずジップロックのフリーザーバッグに入れて調理しています。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のいまいちなところ
逆にいまいちだと思ったのは以下の点です。
分解して洗うことはできない
水に触れる部分は分解して洗うことができません。
1年の保証が付いていますが「分解したら保証が無効になる」という内容のシールが貼ってあるためです。
このため使った後のお手入れは水で流す程度になります。
しかし機械の部分はそもそも水やお湯にしか浸かることがないため、いまのところ全く汚れていません。
Bluetoothは正直あんまり使わない
Bluetooth 通信できる範囲にいれば、スマホから温度や時間を操作できます。
たとえば以下のときには Bluetooth 機能は便利です。
- いったん温度や時間をセットしてから、やっぱり変えたくなったとき
- 調理の残り時間を見るとき
しかしたいていの場合は使いません。直接セットした温度や時間でそのまま放っておくだけだからです。
外出先からも操作したい場合は上位版の「Anova Precision Cooker」の Wi-Fi 機能を使うほうが良いです。
コンセントの変換プラグが必要
コンセントの 3 ピンを 2 ピンに変換するプラグが必要です。
アメリカ仕様でコンセントが 3ピンプラグになっているためです。
以下のように3ピン→2ピン変換アダプタを使えば日本のコンセントでも使えます。
私は Amazon で 250円ぐらいで売っていたサンワサプライの変換プラグを事前に買っておきました。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」がおすすめなのはこんな人
「Anova Precision Cooker Nano」は以下のような方におすすめできます。
- 安い食材をおいしく調理して、食費を抑えたい方
- キッチンを圧迫しない調理器具が好みの方
- 筋トレしていて鶏むね肉をおいしく食べたい方
高たんぱくかつ低脂肪で安い最強の食材「鶏むね肉」が美味しく食べられる・・
これだけでも「Anova Precision Cooker Nano」を買って損はありません。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」がおすすめできないのはこんな人
逆に以下のような方には「Anova Precision Cooker Nano」はおすすめできません。
- 大きさにこだわりはなく、低温調理できればなんでもいい方
- Wi-Fi で外出先からも操作したい方
公式サイトが英語ですが、ボタンは3つで操作は多くないのでさほど困りません。
あまり大きな声では言えませんが、低温調理のレシピは Boniq という別の低温調理器のサイトをほぼそのまま使うことができます。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」の値段は安い?高い?
「Anova Precision Cooker Nano」は公式サイトで 15388円+送料です。(2020年6月時点)
値段としては安くはありませんが、今までにない以下の食感を味わえることを考えれば買って損はありません。
- やわらかくてジューシーな鶏むね肉
- プロ級のローストビーフ
- トロトロの温泉卵
自炊が楽しくなって外食が減れば、食費も抑えられて健康にも良いです。
低温調理器「Anova Precision Cooker Nano」のパッケージ
最後にパッケージです。公式サイトで買うとピッタリサイズのダンボールで届きます。
外箱です。
高級感のある箱の中に、ウレタン素材のクッションとともに入っています。
おわりに
「Anova Precision Cooker Nano」を使いだして、生活が以下のようになりました。
- 鶏むね肉と卵がごちそうとして立ち上がってくる
- スイッチを入れて放っておくだけで料理が完了
- 失敗せず、自炊が楽しみに
逆にイマイチなのは以下の点です。
- 分解して洗うことはできない
- Bluetoothは正直あんまり使わない
- コンセントの変換プラグが必要
一人暮らしの方はもちろん、家族でも今まで味わったことのない食感を楽しむことができます。
低温調理のための寸胴鍋は、パール金属の 21cmのものがピッタリサイズです。