iOS7の視差効果(Parallax Effect)に対応する壁紙サイズの根拠を調べてみた


744x1392_eyecatch

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ios7では視差効果(Parallax Effect)を使用する設定になっていると、デバイス解像度と同じサイズの壁紙は拡大され、少しぼやけてしまいます。

それに伴い、iPhone5/5C/5Sでは視差効果を使用している場合の壁紙は744x1392pxのサイズが必要になりますが、どこから出てきたサイズなのか不明なため調べてみました。

744x1392pxって?

iOS7のiPhone5系で視差効果を使用している場合に、画像が引き伸ばされずに済む壁紙のサイズです。おそらく初出は下記のNAVERまとめかと思います。私もこれで知りました。

新しい壁紙のサイズは
iPhone 5:744 x 1392px
iPhone4s:740 x 1196px

【iOS7壁紙】iOS7から壁紙のサイズが変わるので確認!(9/21更新)
http://matome.naver.jp/odai/2137282509234164801

実際、アイコンを棚のように表示する壁紙などはこのサイズのものを使用するとピッタリ収まります。(もちろんiPhoneを傾けるとずれます)

サイズの根拠は?

おそらくiOS7にプリインストールされている壁紙のサイズだと思うのですが、プリインストールされている壁紙は外部からアクセスできない場所にあるため、サイズを調べることができません。

そこで下記サイトで紹介されている方法をもとに、iOS7のファイルシステムを覗いてみます。(覗くのは実機ではなく、ルートファイルシステムのディスクイメージの中身です)

iOS 7の中身に興味津々!Jailbreakなしでファイルシステムを覗いてみたりしよう
http://hitoriblog.com/?p=19242

プリインストールされている壁紙は/Library/Wallpaper/iPhoneにありました。
library_wallpaper

壁紙のサイズを調べてみると、確かに744 x 1392pxとなっていました。
デフォルトサイズ(744x1392)

まとめ

上記のとおり、744x1392pxという数字はAppleが壁紙に採用しているサイズだったようです。ようやくすっきりしましたが、このような変更があった場合はiOS Dev Center等に記載してもらえるとありがたいですね。