pepper tech festival 2014参加レポート(午前編)


pepper tech festival 2014

9月20日にベルサール渋谷ガーデンで開催された「pepper tech festival 2014」に参加してきました。festivalの模様はブログやソーシャルでの拡散をガンガンしてOKとのことでした。

写真や動画を含めて、イベントの内容を午前編・午後編にわけてご紹介します。

pepper tech festival 2014当日スケジュール

当日は朝から夕方までほぼ一日Pepper尽くしといった感じでした。festivalというイベント名だけあり参加者は約1200名とのこと。

タイムテーブル

時間 プログラム
10:30~10:40 オープニングショー
10:40~11:15 キーノート
11:15~12:00 デベロッパープログラムについて
13:20~13:35 光と音のオーケストラ
13:35~14:30 パネルディスカッション「Pepperのいる未来」
14:30~15:10 技術セッション(基本)
15:30~16:15 技術セッション(応用)
16:15~16:55 トークセッション「クリエーターから見たPepper開発事情」
16:55~17:00 プレゼント抽選発表・クロージング

展示ブース

先行してPepper向けの開発を行っている企業より、Pepperでこんなことが可能になるという実機デモが展示されました。

  • ヤマハ株式会社
  • 1→10design
  • ユカイ工学株式会社
  • トライオン株式会社
  • ヤフー株式会社
  • ソフネック株式会社
  • IBM
  • 明和電機

メインイベントの内容

オープニングショー

オープニングショーは音楽にあわせて約5分にわたって5台のPepperが踊りだすところからスタートしました。5台それぞれが同じ動きをしたり順番に動いてみせたりと、かなり自由かつ複雑な動きも可能なようです。

キーノート

ソフトバンクロボティクス株式会社の代表取締役 冨澤文秀氏より、「なぜロボット事業に取り組むか」と「デベロッパー・クリエイター・その他の人たちとどのように歩んでいきたいか」が語られました。主に印象的だったのは以下の部分です。

ロボットは約束された未来を持っている

ソフトバンク社では数年前から既にロボットプロジェクトを進めていたそうです。ロボットプロジェクトを本格的に進め出したのはクラウドの普及、高性能のCPU、そして自律型ヒューマノイド・ロボットを開発・販売するアルデバラン社との出会いなどの環境がそろったという背景があってのことだったそうです。

また今後は国内でロボット市場が10兆円規模になり、日本中のお店や職場にロボットが居るという未来が間違いなく来ると考えられるとのことです。さらにその可能性を切り開いていくのはデベロッパーやクリエイターなどの開発者であるとのこと。
Pepper 開発者が未来を切り開く

冨澤氏の自宅にはPepperが一台あり、一歳半の息子さんがパンを食べさせようとして本能的に生き物だと思ったらしいというエピソードも語られました。単なる機械ではなく、人型で感情が理解できる生き物である点も強調されていました。
Pepper 人型で感情が理解できる生き物

日本はロボット分野で海外に負けてはいけない

日本で使われているスマートフォン・タブレット・PCは海外産のものが大多数を占めているのが現状ですが、ロボットや機械産業は日本のお家芸であるため「この分野では日本は絶対に負けてはいけない」というコメントがありました。
Pepper 日本は絶対に負けてはいけない

デベロッパープログラムについて

ソフトバンクロボティクス株式会社 吉田健一氏とアルデバラン社のNicolas Rigaud氏によりPepperのデベロッパープログラムの概要が説明されました。

SDKはfestival参加者に先行配布

Pepper開発用のSDKは一般公開はまだ先ですが、festival参加者には先行で配布されました。開発環境はMacでもWindowsでも使用可能とのことです。
Pepper SDKはfestival参加者に先行配布

Pepperのアプリストア、コミュニティが公開予定

誰でもPepper用のアプリを公開することができるアプリストアが2015年2月に公開される予定とのことです。はじめは課金機能未提供からスタートするとのこと。AppleのAppStoreのように品質や安全性を保証するための審査もあるとのことでした。
Pepper アプリストア

またアトリエが秋葉原に開設され、Pepper開発者用のWebコミュニティも公開される予定であることが発表されました。

ロボットクリエイター認定資格(Pepper Creator Certifacation)も提供予定

Pepper開発における技術スキル指標、ユーザーへの信頼性担保として世界初となるロボットクリエイター認定資格(Pepper Creator Certifacation)も公開予定であるとのことです。
Pepper 認定資格
資格の種類はデベロッパー向けのPepper Master Black、クリエイター向けのPepper Master Whiteを検討中とのこと。
Pepper 認定資格種類

おわりに

午前編ではソフトバンク社やアルデバラン社のビジョンが多く語られたのが印象的でした。またPepperの可能性を開いていくのが開発者であり、コミュニティ等でみんなでロボット開発を盛り上げていきたいというのを強く感じました。

後編では午後のセッション内容と展示ブースの様子をご紹介します。

後編:pepper tech festival 2014参加レポート(午後・展示ブース編)